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化学物質管理セミナー

セミナーコース詳細

化学物質管理セミナー
改正安衛法における自律的管理 実務のポイントコース

◆自律的管理の実務において、疑問を感じることを重点的に解説・回答します
◆SDS通知義務違反に対し、新たに罰則が設けられます

 令和4年5月31日に公布された化学物質の自律的な管理を目的とした厚生労働省令改正の規定は、令和6年4月1日から全面施行されています。
今回改正内容(自律的な管理)は、労働安全衛生法に基づく化学物質管理に関する法規制の考え方が180度転換されたと言っても過言ではなく、国の法令では基本的な枠組みのみを定め、具体的な対策は事業者の裁量にゆだねる管理方法に移行しようというものです。
そのため、各事業者が自らリスクアセスメントを実施し、その結果に基づき、ばく露防止等の対策をとることが求められることから、この実務における対応に苦慮されている事業者も多いことと思われます。

 また、今通常国会(令和7年度常会)において、労働安全衛生法が改正され、去る5月14日に公布されました。その改正によれば、化学物質の譲渡・提供者に課せられている危険性・有害性情報(SDS)の通知義務違反に対し今後罰則が設けられました。
このことは罰則規定の適用される化学物質を譲渡・提供する事業者のみならず、当該危険性・有害性情報(SDS)を受ける立場にある事業者にとっても、より化学物質に起因する労働災害防止への対応が求められることになります。

 本コースでは、化学物質の取り扱い事業者、製造事業者を対象として、事業者が実務上、どのように今回法改正(自律的な管理)に取り組めばよいのか、事例などを交えてわかりやすく解説するコースとなります。


プログラム

時 間 講 義 内 容 講 師
13:00~16:30 ・化学物質に起因する労働災害の発生状況とその防止の重要性
・化学物質に起因する労働災害事例
・今回改正内容に関する説明(罰則など最新情報も含む)
・今回改正に対応するための実務上のポイント
(事業場の担当者が疑問を持っておられることを重点的に解説いたします)
  ラベル・SDSについて
  リスクアセスメント実施方法について(ツール紹介も含む)
  リスクアセスメント対象物質等について
  濃度基準値の考え方について
  モニタリング、記録の取り方について
  社内教育の考え方・実施について(衛生委員会における付議事項も含む)
  保護具の選定方法について
  保護具以外のリスク低減措置について
  その他
・実務上のチェックリストの紹介など
・質疑応答
労働衛生コンサルタント
(労働衛生工学)
(一社)日本労働安全衛生コンサルタント会 顧問
元 厚生労働省環境改善室長

後藤 博俊 氏

※本コースでは、受講者様より、事前にご質問を受け付けますが、講義時間の都合上や個別の業界事情によっては、全てのご質問に回答できない可能性があることを、予めご了承くださいますようお願い申し上げます。
※上記プログラムには休憩時間も含みます。

対 象 ・化学品の製造、化学品の流通、現場にて化学品にたずさわる方
・化学、素材、食品、電気・電子、機械、工具、自動車、半導体、建設・建築、生コンクリート、プラスチック、石油、潤滑剤、ガス、農薬、殺虫剤、肥料、ゴム、樹脂、繊維、試薬、製薬、硝子、インク、塗料、接着剤、化粧品、製紙、火薬、石鹸、洗浄剤業界などにおいて、化学物質の製造や化学物質を取り扱う事業者
・ビルメンテナンス、ハウスクリーニング、(衣類等)クリーニング、飲食、ホテル・旅館業にて業務用洗剤などの化学物質を取り扱う事業者
・商社にて化学物質に携われる事業者、など


2025年度参加費

一  般:¥9,900 <10%税込>
維持会員:¥8,800 <10%税込>

※参加費は、テキスト・資料代を含んだ金額です。

開催日程

開催日 開催地 会場 定員 残席状況  

開催日

2025年08月22日(金)

開催地

ライブ配信

会場

☆お申込みの前に必ずお読みください(Zoom)☆

定員

200 名

残席状況

空席あり