セミナーコース詳細
◆ ISO9000セミナー
内部監査報告書の書き方と調べ方コース
■システム的な内容に踏み込んだ報告書
■事例に基づいて解説
「内部監査報告書をどう書けばよいのでしょうか。」質問は「書き⽅」なのですが、趣旨は「何を書けばよいか」であり、本質的には「何を調べたらよいか」のようです。もっともよく⾒かけるのは「書類の有無や記述の不備に関する⾔及にとどまっていて、システム的な内容にまで踏み込んでいない」という症状です。つまり、これまで進めてきた内部監査の所⾒を、もう⼀歩踏み込んで調べるだけで、本質的な問題点を⾒いだせる状況にまで迫っていることを意味します。 この研修では、まず内部監査を活性化するための切り⼝についてお話ししたうえで、事例に基づいて、どのような突破⼝があるか、どのような本質に迫ることができる可能性があるかを、皆さんとともに考えます。組織のすべての活動要素を取り上げるのがベストでしょうが、限られた時間を有効に活⽤するために、⽐較的よく⾒かける症状を中⼼にご紹介します。
プログラム
時 間 | 講義内容 |
10:00~16:00 |
第1部 内部監査の活性化のポイント 1.1 復習…内部監査の目的と基本動作 1.2 内部監査とQMSの捉え方の改善のための留意事項 1.3 内部監査報告書を書くために監査中に調べる 1.4 活動の何を語ってもらおう? 1.5 チェック用でないチェックリスト 1.6 基本は現場主義…こんな形態もアリ 1.7 有効度の高い内部監査とするために 第2部 報告の記述例を基に一歩踏み込む調べ方を考える 2.1 不適合の記述例 2.2 改善の機会の提供の記述例 2.3 優れた実践事例の記述例 2.4 内部監査総括報告書の記述例 2.5 書類の不備を契機とした監査での見方 第3部 個別事項の監査での見方1 3.1 品質目標の監査での見方 3.2 是正処置の監査での見方 3.3 営業活動の監査での見方 第4部 個別事項の監査での見方2 4.1 品質管理活動の監査での見方 4.2 製造・施工・サービス提供の監査での見方 4.3 購買・外部委託活動の監査での見方 4.4 内部監査の充実に向けて |
※プログラム・講師は変更になる場合がございます。
対 象 | ・既に内部監査員をされている方 ・内部監査の主幹者/レビュアー ・内部監査員の教育に携わる⽅ |
講 師 | 国府 保周 氏 活き活き経営システムズ ISO 9001対応WG委員 (ISO/TC176国内対応委員会) |
2024年度参加費
一 般:¥36,300
<10%税込>
維持会員:¥33,000
<10%税込>
※参加費は、テキスト・資料代を含んだ金額です。
開催日程
※ 開催は終了しました。