セミナーコース詳細
◆ 不確かさ評価セミナー
入門コース
■測定の不確かさを基礎から解説
■評価の概要と重要性を理解
<不確かさの重要性>
測定結果の信頼性に対する評価は重要な問題です。従来、精度・正確さ・精密さ・誤差などの用語が使われていましたが、定義があいまいなことと、技術分野や国による不整合の問題が生じているため、統一された信頼性の表記法が望まれ、1993年にISOを含む7つの国際機関の名称で「計測における不確かさの表現ガイド」が出版され役立っています。「不確かさ」は計測データの信頼性が重要な意味を持つ技術的、学術的文書の中で利用されるようになり、ISO 9000、ISO 17025などの規格のなかではその評価が必須のものとして要求されています。これからの計測結果に必ず付随してくる「不確かさ」の重要性を理解していただくには最適なセミナーとしてお勧め致します。
プログラム
時 間 | ご予定講師 (敬称略) |
講義内容 |
9:30~12:00 | 榎原 研正 | ■
不確かさ評価の基礎 不確かさとは何を意味するかから始めて、不確かさ評価の基本的な考え方を解説する。 簡単化した例について、実際に不確かさ評価が行えるまでにする(問題演習を含む)。 |
12:00~13:00 | 昼食休憩 | |
13:00~14:00 | 榎原 研正 | ■不確かさ評価の基礎(午前の続き) |
14:00~15:00 | 中村 毅洋 | ■電気分野-直流電圧の校正の不確かさについて ディジタルマルチメータの直流電圧レンジの校正を例に、不確かさ評価の手順について要点を絞り述べる。 |
15:00~15:10 | 休憩 | |
15:10~16:10 | 山澤 賢 | ■化学分野-水中の塩化物イオンの測定に関する不確かさについて 不確かさ評価に影響を及ぼす要因を確認し、数学モデルに基づく不確かさ評価の方法について解説する。 |
16:10~16:20 | 休憩 | |
16:20~17:20 | 島村 武雄 | ■校正分野-計測器の校正における不確かさの算出 計測器の校正における不確かさの見積もりを、GUMの方法を用い、種々の要因を考慮した事例で紹介する。 |
※プログラムは変更になる場合がございます。
対 象 | ・研究・計量検定に携わる方 ・技術者の方など“不確かさ評価を初めて学ぶ方 |
2024年度参加費
一 般:¥36,300
<10%税込>
維持会員:¥33,000
<10%税込>
※参加費は、テキスト・資料代を含んだ金額です。
2025年度参加費
一 般:¥36,300
<10%税込>
維持会員:¥33,000
<10%税込>
※参加費は、テキスト・資料代を含んだ金額です。
開催日程
開催日 | 開催地 | 会場 | 定員 | 残席状況 | |
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開催日 2025年09月03日(水) |
開催地 東京 |
会場 日本規格協会 三田Avanti セミナールーム |
定員 20 名 |
残席状況 空席あり |
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開催日 2025年09月03日(水) |
開催地 ライブ配信 |
会場 ☆お申込みの前に必ずお読みください(Zoom)☆ |
定員 20 名 |
残席状況 空席あり |