セミナーコース詳細
◆ 技術開発フォーラム
- ライブ配信にて開催!-
ライブ配信のポイント
・PCやタブレット、ご自宅や職場など、お好きな場所からご参加いただけます
・3密を避け、安全な環境下でご参加いただけます
プログラム
時 間 | プログラム【敬称略】 |
9:30~9:35 | QRG幹事長挨拶 |
9:35~11:05 | 【特別講演】「品質工学に資する品質マネジメントの考え方」 椿 広計(情報・システム研究機構 統計数理研究所長) 管理技術としての品質工学と統計的品質管理や統計的信頼性には、何をすべきかに少し違った側面がある。しかし、品質マネジメントは、それらを包括する概念ではないだろうか。そこで議論されてきた、品質論やSolutionを導く標準プロセス、マネジメントの方法やその支援管理技術の役割を講演者なりに論じてみたい。その中で、品質工学の方法の意義や発展の方向性が見えるかもしれないからである。 |
11:15~12:00 |
【QRG活動報告①/WG4】「解析手法の研究と活用方法の検討」 MT法は製品検査や予知保全等など、利用範囲は深層学習と重なる。そして、異常時の原因診断機能を有する点が大きな特徴である。診断には直交表を用いるが、なお課題も残されている。今回、MT法に機械学習の教師有り学習を用いることで、課題であった交互作用及び高次項の影響度が把握できることを紹介する。適用する教師有り学習として、GAM(一般化加法モデル)による数式表現や予測精度の高いXgboostを用い、さらに機械学習の弱点を改善する解釈手法を加えて項目の影響度を把握する方法について報告する。そのほかの研究テーマについては概況を報告する。 |
13:00~13:45 | 【QRG活動報告②/WG2】「顧客価値創造のための商品企画開発プロセスの研究」
メーカーの役割として、生産・製造技術にモノづくりに加え、顧客価値を創造し、「魅力的な商品」を開発することが重要視されている。顧客価値創造は、開発プロセス上流の商品企画段階で如何に顧客価値を評価することがポイントである。これまでの研究では、「品質の評価」適用し客観的評価方法の構築を行い、商品企画における様々な選択問題の評価を実現可能とした。一方で、商品企画の肝となるコンセプトやシステムの創造とその評価の方法について未だ画一的な方法論はない。WG2では、商品企画においてどのようにコンセプトやシステムを創造し評価していくのかを技術視点で方法論を検討しているのでその内容を紹介する。 |
13:55~14:40 | 【QRG活動報告③/WG1】「タグチメソッドの道具を考える~TMの視点から「道具の目的と使い方」を考察する~」
田口博士は、“実験結果の信頼性に対する評価が直交表の役割であり、信頼できる実験結果を得る方法は特性値の合理化である”と記述している。ところで、新しい直交表の作成や使い方など様々な研究がなされているが、流行の研究結果を学ぶ前に、そもそもWG1はタグチメソッドの道具について本来の目的と使い方を十分に理解しているのだろうか。SN比の算術計算は出来るが、信頼性の評価については怪しいのではとの認識に至った。直交表という道具についてその目的と役割、使い方などをタグチの原点に戻り検討している。 |
14:40 | 閉会の辞 (QRG幹事) |
2023年度参加費
一 般:¥3,300
<10%税込>
維持会員:¥3,300
<10%税込>
※参加費は、テキスト・資料代を含んだ金額です。
開催日程
※ 開催は終了しました。