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品質月間2023 テキストNo.465 事例から学ぶ品質不正防止のポイント

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    図書

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    627 円(税込)

    本体価格:570 円

    発売年月日:2023-09-01

  • 商品コード:6923465

    ~テキスト紹介~
    元芝浦工業大学 教授 安岡 孝司 著

    本書は2022年に発覚した品質不正の事例を分析して、不正防止のポイントを説明するものです。第1章では品質不正に関する基本事項をまとめ、第2章で日野自動車のディーゼル不正、第3章で島津製作所子会社の故障偽装を取り上げます。第2章と第3章ではそれぞれのケースに特徴的な問題点に着目して、再発防止策を考えます。不正防止策は社内の立場によって出来ることが異なるので、それぞれの立場の人に伝えたいポイントをまとめます。

    ★2023年11月1日~30日は、第64回品質月間です★

    今年度のテーマは、「原点回帰! 人づくりと強い現場で創る 新時代の品質」です。

     COVID-19は沈静化の方向に向かい、マスクの着用の非義務化、感染症法5類への移行など、収束したとはいえないものの、ようやく次のステージに進んだといえるところまで来ました。「これで元の生活に戻れる」と喜ぶ方もいますが、たとえCOVID-19が収束したとしても、完全に元の世界に戻ることはないと思われます。この3年で働き方や生活様式に多くの変革がもたらされ、産業界の品質創造のあり方も,この新時代に適合するように新たなパラダイムの構築が求められています。
     COVID-19に対応するための様々な対策は、応急対策としてその場しのぎでとられたものもあれば、今後永続的に有効と思われる本質的な対策もあります。真に変えなければならないものと、変えてはいけないものを峻別し、新たな品質創造のためのパラダイムを探索する必要があります。そこで、今年の品質月間では,「原点回帰! 人づくりと強い現場で創る 新時代の品質」というテーマを設定しました。
     原点回帰は、顧客を満足させる品質を創造するには何をすべきかを、あらためて見つめようというメッセージです。COVID-19という外乱に振り回された今だからこそ、原点に立ち返り,着実に守るべき普遍的な考え方、活動の基盤が何かを明らかにすべきです。中でも、TQMの強みである人づくり、現場力は、品質創造のために外せない基盤です。ただし,それをどう実行していくかは、これまで築いてきた方法論のみでは不十分であり、DX、AIなども取り入れながら、新たな方法論を開発していく必要もあるでしょう。今年の品質月間では、ポストCOVID-19の出発にあたり、皆様とともに,原点に立ち戻って今後の目指すべき方向を考える機会にしましょう。

    ★品質月間資料を活用して、効果的な品質月間を実施してください★
    ~各社で行う品質月間行事(一例)~
    ●品質の総点検
    ●社内パンフレットなどの作成・配布
    ●品質月間特別講演会、クオリティフォーラムなどへの参加
    ●Q旗の掲揚、品質月間ポスター・標語の掲示
    ●社内報を品質管理(TQM)特集号とする
    ●内部監査や社長などによるTQM診断の実施
    ●論文などの募集・選考
    ●社内の品質管理(TQM)大会の開催、関連する表彰式の実施
    ●品質月間テキストなどの購入・配布
    ●TQMの観点からみたトップへの働きかけなど

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