やさしいシリーズ12
国際標準化入門
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奈良 好啓 著
図書
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本体価格:900 円
ISBN:9784542920101
発売年月日:2004-09-29
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A5判・112頁
商品コード: 392010【概要】
技術者全体に「国際標準化」についての関心を持たせ、知的資源を有効に利用する人材を育て上げるための方策として本書を執筆。
市場のグローバル化に対応するため、国際標準化の流れと世界の動向、そして今後の戦略についても触れ、大学での授業を想定した構成で図とイラストを交えながら分かりやすく解説。
多くの方々に「国際標準化」への関心を呼び寄せ、「国際標準化」を一から知るための入門書として最適。【目次】
発刊によせて
はじめに
第1週:国際標準化入門Q&A
Q1:標準化ってどんなことですか?
Q2:どんな規格があるのですか?
Q3:「国際規格」と「国家規格」の違いは何ですか?
Q4:「国家規格」も「国際規格」と合わせるのですか?
Q5:国際標準化はどこでするのですか?
Q6:どのように国際標準化するのですか?
Q7:どのようなことが国際標準化されるのですか?
Q8:「国際規格」はどのように使われるのですか?
Q9:国際標準化での世界の動きはどんな様子ですか?
Q10:これからの国際標準化はどのようになるのですか
第2週:標準化とは
2.1 「標準化」という言葉の意味
2.2 「標準化」の結果である「スタンダード」
2.3 「スタンダード」の語源
2.4 「規格化」の目標
2.5 規格化する内容の条件
第3週:規格の種類
3.1 海外の「規格」
3.2 「規格」の内容による分類
3.3 「規格」の水準による分類
第4週:国際規格と国家規格の相違と一致
4.1 世界で普及している規格の例
(1)ISO 9000とISO 14000
(2)世界で普及するその他の規格
4.2 「国際規格」にある二つの種類
(1)デジュール・スタンダード
(2)デファクト・スタンダード
4.3 「国家規格」にある二つの種類
4.4 「国際規格」と「国家規格」の相違
4.5 「国家規格」を「国際規格」に一致
第5週:国際標準化組織
5.1 国際標準化組織
(1)ISO(国際標準化機構)
(2)IEC(国際電気標準会議)
(3)ITU(国際電気通信連合)
(4)ISO,IEC,ITUによる「世界標準協力」
5.2 国際標準化組織に協力する他の標準化組織
(1)CEN(欧州標準化委員会)
(2)CENELEC(欧州電気標準化委員会)
(3)ETSI(欧州通信標準化)及び
EBU(欧州放送連合)
(4)国際標準化組織に協力する主な国家標準化機関
第6週:標準化の国際会議見学
6.1 国際標準化のための会議室
6.2 国際標準化会議の進め方
6.3 これからの国際標準化会議
第7週:国際標準化の進め方
7.1 国際標準化の通常工程
7.2 国際標準化の迅速工程
7.3 国際標準化対象の扱い
7.4 国際標準化の結果として
(1)IS
(2)PAS
(3)TS
(4)TR
(5)IWA
第8週:国際標準化の対象
8.1 国際標準化の対象
8.2 国際標準化対象の評価と確認
8.3 「適合性評価」の種類
第9週:国際規格の使い方
9.1 「適合性評価」の仕組み
9.2 「適合性評価」をする機関の認定
9.3 認定された機関の仕事
9.4 認定機関の国際的集まり
9.5 貿易における試験・検査の省略
9.6 マーク制度による保証
9.7 CEマーキングの詳細
第10週:国際標準化に係わる世界の動き
10.1 世界の経済地域
10.2 国際標準化に係わる世界の動き
10.3 国際標準化の今後
第11週:これからの国際標準化
11.1 国際標準化を想定しての技術開発
11.2 知的資源を有効活用して国際標準化
11.3 国際標準化に必要な人材の確保
11.4 これからの国際標準化戦略
第12週:国際標準化への心構え
参考文献