おはなし科学・技術シリーズ
多種少量生産のおはなし
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千早 格郎 著
図書
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本体価格:1,300 円
ISBN:9784542902640
発売年月日:2003-07-31
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B6判・180頁
商品コード 390264【概要】
・お客様一人一人の要求や要望に応えることが、ものづくりに おいて大切な考え方である。多種少量生産の基本的な考えや管理の実際、更に大量生産に通じる有効的なものづくりの考えを捕らえ、著者の経験をふんだん に取り入れながらわかりやすく解説。
・ものづくりに携わる方から生産管理に興味のある方々に最適な一冊。【目次】
はじめに
1 多種少量生産とは
1.1 各種の生産形態
1.1.1 流れ生産
1.1.2 個別生産
1.2 多種少量生産の特徴
1.2.1 長所
1.2.2 短所
1.3 多種少量生産の定義
1.4 顧客から見た多種少量生産の特徴
1.4.1 大量生産で作られる商品
1.4.2 個別生産で作られる商品
2 ものづくりの意義と生産準備
2.1 顧客満足を生み出す生産活動
2.2 生産準備
2.2.1 生産準備の意義
2.2.2 図面の手配
2.2.3 内外作の決定
2.3 購買品の手配
2.3.1 払い切り購入と貯蔵(補充)購入
2.3.2 発注手続き
2.3.3 発注品の納期確認
2.3.4 発注先の管理
2.3.5 取引の基本
2.4 鋳鍛造品の手配
2.5 原材料の手配
2.5.1 原材料の管理
2.5.2 在庫原材料の補充
2.6 外注品の手配
2.7 内作品の生産指示と手配
2.7.1 工事指図書の発行
2.7.2 材料見積り
2.7.3 工程立案
2.7.4 加工用ジグの手配
2.7.5 標準時間の設定
2.7.6 中間納期の指示
2.7.7 コンピュータによる自動手配
3 多種少量生産の品質管理
3.1 製品と商品
3.2 管理の意義
3.2.1 管理の定義
3.2.2 生産管理の3本柱
3.3 品質管理の目的
3.4 品質の定義
3.5 多種少量生産の品質管理
3.5.1 再発防止活動
3.5.2 3σ法と6σ法 3.5.3 未然防止活動と指差確認
3.5.4 活用できる統計的手法
3.5.5 QCサークル
4 多種少量生産の納期管理
4.1 生産計画の設定
4.1.1 生産計画の種類
4.1.2 長期生産計画(大日程)
4.1.3 中期生産計画(中日程)
4.1.4 短期生産計画(小日程)
4.2 守れる生産計画
4.3 特急割込み工事の取扱い
4.4 進捗管理
4.4.1 部品加工の進捗管理
4.4.2 目で見る進捗管理の波及効果
4.4.3 組立て作業の進捗管理
4.5 目で見る進捗管理の他の業務への応用
4.5.1 設計の出図管理
4.5.2 購入品・外注品の納品管理
4.5.3 在庫品の払出し管理
4.6 設備配置
4.6.1 機種別配置
4.6.2 多能工の養成
4.6.3 多種少量生産の流れ配置
5 多種少量生産の原価管理
5.1 原価管理の意義
5.2 大量生産の原価管理と多種少量生産の原価管理
5.3 原価の成り立ち
5.3.1 材料費
5.3.2 加工費
5.4 目標原価の設定
5.5 製造現場での原価低減
5.5.1 原価企画
5.5.2 設計の原価低減
5.6 製造現場での原価低減
5.6.1 製造工程での原価低減の意味
5.6.2 工数低減の方法
5.6.3 ムダ排除とムダの種類
5.7 多種少量生産におけるムダ排除
5.7.1 4Sの徹底
5.7.2 在庫品の削減
5.7.3 「ついでに」作らないことの徹底
5.7.4 運搬の節減
5.7.5 設備の自動化
5.7.6 掛け持ち作業
5.8 目で見る管理
6 多種少量生産の設計管理
6.1 日程管理における設計部門の役割
6.2 品質管理および原価管理における設計部門の役割
6.3 設計の信頼性
6.3.1 デザイン・レビューのルール化
6.3.2 図面流用の奨励
6.3.3 標準化
6.4 グループVE
7 多種少量生産の営業管理
7.1 技術の分かる営業
7.2 受注の仕方が原価と納期を決める
8 技能の管理
8.1 技能の重要性
8.2 技能レベルの目標設定
8.3 技能の個人目標への挑戦
8.4 多種少量生産工場での作業手順書の作り方
8.5 多能工の養成
9 多種少量生産工場での安全管理
9.1 大量生産と多種少量生産での安全管理の違い
9.2 安全管理の基本は4S
9.3 指差呼称
9.4 危険予知訓練KYT
9.5 即時危険予知SKY
9.6 安全巡視
9.7 安全札
あとがき
索引