おはなし科学・技術シリーズ
テクニカルイラストレーションのおはなし
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三村康雄・本田紀勝・平野安正・渡辺潔 共著
日本テクニカルイラストレーション協会 監修図書
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別途お問い合わせ下さい。1,540 円（税込）
本体価格：1,400 円
ISBN：9784542902329
発売年月日：2000-09-05
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B6判・272頁
商品コード: 390232【概要】
TIの世界をのぞいてみよう！
テクニカルイラストレーション(TI)は、図形情報を表現する技術として最も手軽で有効な表現方法である。取扱説明書や販売用資料として、また工業製品そのものの作成に不可欠で、国家資格としても注目が集まっている。
本書では、TIの理論だけでなく、基礎技術、応用技術、歴史、利用分野などを、イラストを多用して、楽しく幅広く紹介した。また、従来の手書きとパソコンを利用した方法の両方を載せているので、ちょっと興味のある方から、実務に携わっている方まで、皆さんの環境に合わせてチャレンジできる。
どの章から読んでも良いよう編集されているので、昼休みや電車の中など、気分転換にパラパラとめくってみよう。そして、ちょっとしたルールを学べば描けるようになるＴＩの世界をのぞいてみよう。【目次】
1．世界共通の説明図
1.1 どんなふうに見えるかな
1.2 TIマジックのネタはアングル
1.3 言葉の壁を越えたワールドワイドな表現
2．どんなところで使われるか
2.1 プラモデルの説明書
2.2 技術サービスや販売用資料にも
2.3 TIが多用される資料
3．言葉とビジュアルの役割
3.1 言語能力が人類に繁栄をもたらした
3.2 情報伝達手段とその特徴
3.3 ビジュアルとその特性
4．ますます必要性が高まるTI
4.1 PL法と取扱説明書
4.2 工業製品の国際化とドキュメント
4.3 ドキュメントの電子化とTI
5．テクニカルイラストレーターの仕事
5.1 効果的な図形表現への翻訳が使命
5.2 常に最新の表現を求めて
5.3 未来を先取りする表現技術を追求
6．投影の基礎知識
6.1 投影法の進化と発達
6.2 いろいろな投影
6.3 等角投影の考え方
7．TIを描くための用具
7.1 斜めの方眼紙
7.2 つぶれた円定規
7.3 縮んだ定規
7.4 ふしぎな分度器
7.5 TI用具一式
7.6 用具による基本的な線の引き方
8．TIを描いてみよう
8.1 重要なフリーハンドスケッチ
8.2 等角投影図を描くための基礎作図法
8.3 だ円分度器のうまい利用法
8.4 非座標面上でのだ円の作図法
8.5 さらに複雑な複合角度
8.6 相貫線やあーる部の作図
8.7 基本部品の作図
9．TIの表現方法
9.1 線の太さが立体感を表現
9.2 下図を仕上げてみよう
9.3 質感の表現
9.4 部品表現のコツ
9.5 立体分解図による表現
10．TIの種類
10.1 鳥が見る景色，かえるが見る景色
10.2 TIの表現方式のいろいろ
10.3 投影法によるイラストの違い
11．写真とイラスト
11.1 イラストだからできること
11.2 ゆがむ写真
11.3 写真から等角投影図を作る
11.4 見えない中心線とだ円の整列
12．さらにわかりやすくする方法
12.1 表現を選ぶ
12.2 TIに寸法を記入
13．パソコンで描こう
13.1 CAD操作の前に大切なこと
13.2 TIを描く基本的な流れ
13.3 機能を活かして
13.4 ボルトを描く
13.5 パソコンの機能を利用
13.6 三次元CADでデータ作成
13.7 三次元モデルのいろいろ
13.8 設計用三次元CADデータの応用
14．デジタルコンテンツの表現方法
14.1 デジタル彩色のコツ
14.2 よりビジュアルに
14.3 進化し始めたTI
14.4 TIを使ったホームページ
15．イラスト図法の歴史
15.1 イラストと絵画の違い
15.2 TIの始まりと図法の発展
15.3 近代TI図法の確立
15.4 現代TI図法の確立
15.5 日本でのTIの発展
15.6 TIの近未来
16．資格を取ろう
16.1 テクニカルイラストレーターの資格
16.2 TIの作成作業と仕上げ作業
16.3 TI専業と兼業
17．TIの検定
17.1 国家検定制度である技能検定
17.2 受検資格
17.3 受検申請窓口
17.4 実技試験
17.5 実技試験模擬問題
17.6 検定3級立体図作成作業の作図手順
17.7 学科試験
（レッスン解答・索引）
