標準と知財の両輪経営戦略
ヒト・モノ・カネを支配する!
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原田 節雄 著
図書
2,090 円(税込)
本体価格:1,900 円
ISBN:9784542701854
発売年月日:2014-10-15
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四六判・334頁
商品コード: 370185【概要】
欧米の後追いでもない。台頭する発展途上国との争いでもない。
日本には日本なりの企業経営方法がある!
もっと強くたくましい日本に変身するために、日本は日本のやり方で勝負しよう!
・企業経営における国際標準化と知的財産権の重要性を経営学の基礎から説き起こし、国際ビジネスに成功する近代経営戦略の原理原則を伝えます。
・日米欧国際標準化競争で幾多の主要国産技術を逆転勝利に導いた元ソニー幹部社員が説く、これからの日本企業がとるべき常勝ビジネス戦略とは。
・社会が高度化かつ国際化してくると、ビジネスの基本三要素「ヒトづくり」、「モノづくり」、「カネづくり」に加えて、ビジネスの支配的な要素「ルールづくり」が目立つようになってきます。民間企業の「ルールづくり」ビジネスの代表格が「国際標準化」と「知的財産権」のビジネスです。【目次】
第1章 支配脳ビジネスのルールづくり―戦略論
1.1 ビジネスの一般的な意味
1.2 本質と現象の考察
1.3 経営戦略の必須要素
1.4 ヒト・モノ・カネのビジネス
1.5 民間企業のルールビジネス
第2章 時間の推移で融合するジレンマ―変化論
2.1 ビジネスのジレンマとタイミング
2.2 矛盾が融合する時間的要素
2.3 技術のクローズドとオープンの考え方
2.4 寡占化された市場の奪回手段
2.5 標準化と知財権の専門家が注意するべきこと
第3章 標準と知財の企業ビジネス戦略―開閉論
3.1 デジュール標準とデファクト標準
3.2 共通化のデジュール標準と寡占化のデファクト標準
3.3 水面上のデジュール知財と水面下のデファクト知財
3.4 クローズドとオープンの標準化戦略
3.5 半クローズドと半オープンの標準化戦略
第4章 国際ビジネス交渉の技能と実際―実践論
4.1 基本的な知識と技能
4.2 ロビー活動
4.3 会議と民主的な交渉
4.4 闘争と専制的な交渉
4.5 人と組織の考察