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機能安全の基礎

  • 佐藤 吉信 著

    図書

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    4,950 円(税込)

    本体価格:4,500 円

    ISBN:9784542701762

    発売年月日:2014-06-27

  • A5判・366頁
    商品コード:370176
    【概要】
    機能安全とは?
    機能安全とは機械等の作用源を制御することにより安全を維持または確保する手法の一つです。ICT(情報通信技術)化に伴うシステムの巨大化・複雑化、安全・安心意識の高まりなどによって、ヨーロッパを中心にその考え方が広がりつつあります。今はまだ、馴染の薄い考え方ではあるものの、将来的には日本のものづくりの発展に貢献するものと考えられています。
    【目次】
    第1章 背景とフレームワーク
    1.1 安全指針の策定へ
    1.2 機能安全規格の現況
    1.3 機能安全の導入に向けて
    第2章 主な用語と基本的概念
    2.1 安全機能
    2.2 故障, 修復, 作動要求及び完了
    2.3 危害, 潜在危険(ハザード)及び潜在危険の同定
    2.4 安全 vs. 危険な状態
    2.5 安全側 vs. 危険側故障
    2.6 システムの安全な状態への遷移
    2.7 システムの構造と複雑度
    2.8 リスクアセスメント
    2.9 ETAとリスクプロファイル
    2.10 安全原則及び各種の手法
    2.11 まとめ
    第3章 ディペンダビリティ(信頼性)の基本関係式
    3.1 信頼性とは
    3.2 ハードウェアの故障モデル
    3.3 主な信頼性関係式
    3.4 故障から修復の過程
    3.5 平均機能失敗確率PFDavgと平均フォールト時間MFT
    3.6 故障及び修復が混在する過程
    3.7 故障頻度(故障強度, 無条件故障率)と故障回数
    3.8 まとめ
    第4章 システム機能の構造解析
    4.1 用語及び記号
    4.2 信頼性ブロック図(RBD)
    4.3 構造関数による解析
    4.4 フォールトツリー(FT)
    4.5 双対構造関数による解析
    4.6 コヒーレントシステム
    4.7 フォールトトレラントシステム
    4.8 RBD 技法とFTA 技法
    4.9 複雑なシステムの解析
    4.10 まとめ
    第5章 システムの信頼性関係式
    5.1 記号の定義
    5.2 修復のないシステム機能
    5.3 プルーフテストによるPFDavgとMFT
    5.4 自己診断機能及び修復について
    5.5 自己診断機能及び修復のある直列系
    5.6 自己診断機能及び修復のある並列系
    5.7 k-out-of-n 構造
    5.8 システム機能失敗論理
    5.9 まとめ
    第6章 機能安全とリスクアセスメント
    6.1 リスクの概念と定量化の尺度
    6.2 多重防護層とリスク軽減
    6.3 危険事象による作動要求モードと安全度
    6.4 危害事象頻度と危害事象率
    6.5 冗長構成の E/E/PE 安全関連系
    6.6 まとめ
    第7章 機能安全アセスメント
    7.1 要求機能遂行の失敗について
    7.2 多重防護層間の共通原因故障とSIL の割当て
    7.3 その他の非独立事象の考慮
    7.4 自動車エアバッグシステムの機能安全
    7.5 自動車プリクラッシュシステムの機能安全
    7.6 機能安全アセスメントとリスク分析技法
    7.7 まとめ

     

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