基礎から学ぶ品質工学
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小野 元久 編著
図書
3,080 円(税込)
本体価格:2,800 円
ISBN:9784542511422
発売年月日:2013-03-22
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A5判 並製・288頁
商品コード:351142【概要】
品質工学の教科書です
「品質工学をわかりやすく教育する」をコンセプトに、品質工学教育プログラム開発プロジェクトの成果が凝縮された、
品質工学の基本教科書が発刊されました。
<本書の特徴>
・専門用語や数理的背景を丁寧に解説します。
・実験モジュールを意識した構成で利便性を追求!
・演習・練習問題は考え方や出題の意図、解答例でより一層理解が深まります。【目次】
1. 実験と実験計画の理解
1.1 実験とは
1.2 実験の分類
1.3 実験計画で必要なこと
2. 実験誤差の理解
2.1 実験誤差
2.2 誤差の種類
2.3 測定器の出力誤差
3. SN 比のための基本数理
3.1 ばらつきを定量化する
3.2 SN 比による特性値のばらつきの表現
4. 静特性のSN 比
4.1 誤差因子が1つでランダムばらつきがある場合
4.2 誤差因子が2つの場合
5. 動特性のSN 比
5.1 データがランダムにばらつく場合
5.2 誤差因子が1つの場合
5.3 誤差因子が2つの場合
5.4 非線形な入出力関係の場合
6. 機能性評価
6.1 機能を考える
6.2 機能をどのように表現するか
6.3 機能を乱す要因がある
6.4 機能を乱す要因とは
6.5 機能を乱す要因による影響の程度
6.6 機能の安定性と機能を乱す要因の関係
6.7 機能性評価の例―はんだ付け部の評価
6.8 対象の良し悪しを機能で評価する理由
6.9 機能性評価をどのように使うか
7. パラメータ設計
7.1 直交表を使った実験結果の解析の基本
7.2 望目特性のパラメータ設計
7.3 チューニング
8. パラメータ設計事例―電気系
8.1 設計対象―エミッタ接地増幅回路
8.2 使用するソフトウェア
8.3 出力波形データの取得
8.4 パラメータ設計
8.5 生データの確認
9. パラメータ設計事例―機械系
9.1 設計対象―平行平板構造体
9.2 使用するシミュレーション・ソフトウェア
9.3 初期設計
9.4 パラメータ設計
9.5 2回目のパラメータ設計
9.6 まとめ
10. 許容差設計
10.1 実験による許容差設計
10.2 解析的手法による許容差設計
11. MT システム
11.1 パターンとパターン認識
11.2 MT システムとは何をするもの?
11.3 やってみよう, 数字パターン認識
11.4 マハラノビスの距離を求める
11.5 マハラノビス距離計算時の制約
12. 品質工学と課題解決思考
12.1 品質工学と課題解決思考と1つのエピソード
12.2 課題に対する知見を集める
12.3 ファシリテーションの理解
12.4 コミュニケーション能力向上と自己認識力向上
12.5 課題解決能力と思考法
12.6 品質工学における課題解決のための思考ステップ
12.7 課題発見思考分析
12.8 創造的思考
12.9 論理的思考と創造的思考の融合