逆説の技術戦略
タグチメソッドによるブレークスルー
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田口 玄一,矢野 宏 他編
図書
1,650 円(税込)
本体価格:1,500 円
ISBN:9784542511248
発売年月日:2002-11-26
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四六判・328頁
商品コード:351124【概要】
品質工学(タグチメソッド)は、一般的に難解で初心者には取っ付きにくいと言われています。
しかし本書では初めて品質工学を知りたいと思っている方達に、
まず手っ取り早く品質工学の真髄を示し、品質工学の全体像を理解できるようにまとめています。
更に多分野にわたる実績及び成果をベースに我々が直面している課題解決の方向を示す今までにない最適な書となっております。
品質工学の創始者である田口玄一博士並びに品質工学実務経験者に本当の姿を紐解いていただいています。
また、今後企業がどのように活用すべきかを解説。
これまでの米国、欧州、アジア並びに日本の実績とともに21世紀の品質工学を目指し、メッセージを贈っています。【目次】
まえがき
第1章 品質工学って何 <対談 田口 伸,矢野耕也>
第2章 品質工学を読み解く ―品質工学は何を行うか―
1 品質工学は総合計測と評価の技術
2 評価のための尺度
3 失敗が早く分かるための方法
4 評価の妥当性
5 品質工学の適用の拡大
第3章 品質工学の真髄
1 品質工学の枠組み
2 情報の生産性
3 商品品質と技術品質
4 機能の信頼性,設計におけるノイズ戦略
5 RアンドDにおける品質工学<もの作りを中心に>
第4章 品質工学で何ができるか (執筆:矢野 宏 他)
1 計測方法から始まったSN比 (1970年代に展開)
2 オンライン品質工学の成功 (1970年代に提案)
3 半導体が品質工学の始まり (1980年代 アメリカで)
4 製品開発の研究を止める (1980年代に提案)
5 品質特性でも改善可能 (1980年代)
6 製造現場でも改善できる (1980年代)
7 転写性のショック (1990年代)
8 医学におけるパターン認識,MTシステム (1990年代)
9 基本機能はエネルギー変換 (1990年代)
10 電気特性はエネルギー変換そのもの (1990年代)
11 動的機能窓法というアイデア (1990年代)
12 基本機能で技術開発 (1990年代)
13 薬効の評価の世界へも広がる (1990年代)
14 実験を早く失敗する (1990年代)
15 試作を止めるシミュレーション (2000年代)
16 ソフトウェアのバグ退治 (2000年代)
17 材料強度の基本機能 (2000年代)
18 パターン認識のMTシステム (2000年代)
19 取引にはこれまでの信頼性試験を止めよう (2000年代)
第5章 品質工学の過去・現在・未来を語る<対談 田口玄一,矢野 宏>