JSQC選書28
品質機能展開(QFD)の基礎と活用
製品開発情報の連鎖とその見える化
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一般社団法人日本品質管理学会 監修
永井一志 著
★2018年度 日経品質管理文献賞受賞図書
1,760 円(税込)
本体価格:1,600 円
ISBN:9784542504844
発売年月日:2017-09-15
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四六判・並製・150頁
商品コード:350484品質機能展開(QFD)、真の入門書
QFDの基本的な考え方、品質展開、コスト展開、技術展開、信頼性展開の考え方を中心に、
QFDの本質を人気セミナー講師が平易に解説しています。
実際の製品開発でQFDを適用する際の注意やコツを掴み、“現場”で活きる知識を習得できる一冊です。【目次】
第1章 製品開発における品質機能展開の役割
1.1 QFD とは何か
1.2 品質表とは何か―QFD の中で非常に有名な二元表
1.3 QFD 誕生の歴史的背景
1.4 品質展開と業務機能展開
1.5 B2B(Business to Business)企業における品質表の難しさ
1.6 重要度の変換(次章からの予備知識として)
1.7 新製品開発に対するQFD の貢献
1.8 本章のまとめ
第2章 総合的品質機能展開とは
2.1 統合的QFD とは何か―QFD を構成する要素
2.2 品質展開の考え方と二元表の構成
2.3 二元表と管理帳票(QA 表, QC 工程表)とのリンク
2.4 QFD が追い続ける理想
2.5 技術展開の考え方と二元表の構成
2.6 コスト展開の考え方と二元表の構成
2.7 信頼性展開の考え方と二元表の構成
2.8 本章のまとめ
第3章 品質機能展開の事例から学ぶ実践のポイント
3.1 QFD の適用事例―Jurassic QFD
3.2 QFD の運用事例―日産車体(株)におけるQFD の運用
3.3 本章のまとめ
第4章 品質機能展開構想図を描くためのコツ
4.1 従来のQFD トレーニングと現在
4.2 目的ベースによるQFD 構想図の作成方法
4.3 テニスラケットを用いたケース・スタディ
4.4 自業務の分析ベースによるQFD 構想図の作成方法
4.5 QFD 構想図の検証
4.6 本章のまとめ
第5章 品質機能展開のさらなる発展
5.1 QFD の三つの転機
5.2 顧客の要求分析に対する課題
5.3 ノンバーバル・コミュニケーションによる顧客心理の分析
5.4 技術指向型開発へのQFD の適用
5.5 QFD のISO 化―ISO 16355 シリーズの制定
5.6 システム思考とデザイン思考
5.7 本章のまとめ