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JSQC選書20

情報品質
データの有効活用が企業価値を高める

  • ★日本図書館協会選定図書
    一般社団法人 日本品質管理学会 監修
    関口 恭毅 著

    図書

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    1,760 円(税込)

    本体価格:1,600 円

    ISBN:9784542504783

    発売年月日:2013-06-14

  • 四六判・164頁
    商品コード:350478
    【概要】
    情報の“品質”を考えたこと、ありますか?
    ―高度情報社会において重要な経営資源である“情報”は、諸刃の剣
    ▶不備なデータ・・・訂正すれば高くつく/そのまま使っても高くつく
    ▶知識・・・正しくない知識は高くつく/正しく使わなければ高くつく
    よいデータ、適切な知識とは何か?そして高い成果をあげるにはどうすればよいか?
    事例を交えてわかりやすく解説。情報の品質を意識して、競争力をつける!
    【目次】
    第1章 情報の品質はなぜ重要なのか
    1.1 データ・情報・知識という言葉について
    1.2 データや知識はもてば役に立つか
    1.3 不備な大量のデータを訂正するのは高くつく
    1.4 不備なデータをそのまま使ってしまうのも高くつく
    1.5 正しくない知識は高くつく
    1.6 正しい知識をもっていても正しく使わなければ高くつく
    1.7 データや知識の低品質から発生する損失はどれほどになるか
    1.8 品質の高い情報はうまく使えば確かに役に立つ
    第2章 データと情報の違いは何か
    2.1 サイバー世界とリアル世界
    2.2 形式情報
    2.3 データ・知識と形式情報
    2.4 意味情報
    2.5 問題解決と情報
    2.6 情報の品質を考える
    第3章 データ品質を規定する主要な特性について
    3.1 情報システム経由で利用するデータに話を集中する
    3.2 データの欠陥の原因はどこにあるか
    3.3 データの欠陥を類型化する
    3.4 データの欠陥の具体例をあげてみる
    3.5 使いやすさもデータ品質として重要である
    3.6 データ品質の諸次元をよく吟味する
    3.7 データ品質次元や次元の意味は分野によって異なる
    3.8 データ品質次元の間にはトレードオフ関係がある
    第4章 情報品質はデータ品質とどう違うか
    4.1 情報品質は“利用への適合性”の程度で評価する
    4.2 想定文脈と実際文脈の違いと情報品質の関係
    4.3 想定文脈と実際文脈が違うとはどういうことか
    4.4 想定文脈は効果的効率的な情報システムを規定する
    4.5 想定文脈とデータ分析の関係について
    4.6 情報システムに組み込んだ意思決定支援環境は大きな成果を生む
    4.7 データ品質と[情報]品質の関係
    第5章 データ品質次元の評価尺度を考える
    5.1 データ品質をどのレベルで評価するか
    5.2 データの何を評価するのかを検討する
    5.3 データ値の“誤り”の種類について
    5.4 データ品質次元の定量的評価尺度を考える
    5.5 データ品質次元の評価基準や重要性は利用目的に応じて変化する
    第6章 データ品質の測定・分析と改善方策の勘どころ
    6.1 データ品質次元の主観的評価方法(IQA)の概要
    6.2 IQA調査の結果をどうやって分析するか
    6.3 客観的評価と主観的評価を総合的に活用する
    6.4 データは他の経営資源とは特性が大きく異なる
    6.5 資源としてのデータの特異性の品質管理への影響を考える
    第7章 データに高品質を作り込むための考え方
    7.1 データ品質低下の根本原因とデータ資源の特性の関係を整理する!
    7.2 情報品質の管理者IPMを任命する!
    7.3 データは全社の共有資源だという考えを浸透させる!
    7.4 データ制作作業は必須であるとの認識を共有する!
    7.5 データ制作者はデータ利用者にもなることを利用する!
    7.6 業務進行の邪魔にならないデータ制作・利用の手順を工夫する!
    7.7 データ制作者・利用者とデータ管理者の意思疎通を図る!
    7.8 解決の当事者の課題認識をよく理解し, 補足し, 支援する!
    7.9 データを活用するインセンティブが生じるようにする!
    7.10 データ品質管理の5Mの特異性に配慮した管理を志向する!
    7.11 利用文脈の提案とデータ活用方法の訓練を志向する!
    第8章 データ品質改善へのアプローチ
    8.1 TQMにおける見える化とデータ品質管理の関係
    8.2 データ品質改善のための人材育成
    8.3 既存データの品質改善について
    8.4 マスターデータの管理と重複への対応
    8.5 データ品質管理のための国際規格について
    第9章 高データ品質を目指す情報システム設計・開発について
    9.1 情報システムを構成するアプリケーションの特性
    9.2 実際文脈をうまく予想して想定文脈を設定する
    9.3 情報処理要求は開発するものという思想の重要性

     

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