よいモノづくりはよい人づくりから
トヨタの現場管理者が経験を語る
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平井 勝利 著
図書
1,650 円(税込)
本体価格:1,500 円
ISBN:9784542504714
発売年月日:2012-07-12
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四六判・166頁
商品コード: 350471【概要】
がんばる全ての人々へ
◆トヨタの第一線現場管理者奮闘記!!!◆
現場人の心根や仕事の仕方、職場の活性化につながるヒントを心に残るフレーズとともに紹介します。
今抱えている問題、これから直面する問題の解決の糸口がここにはある!
―現場力・人間力を育む― •『心で仕事をする』
・『現場を見よ。現場は生きている。』
・『企業は人なり』【目次】
第1章 会社生活は人生
1.1 入社当時を振り返る
1.2 寮生活 ―コミュニケーションを育む―
1.3 班長時代 ―シングル段取りと張課長(現会長)との出会い―
1.4 班長会時代における人間性構築
1.5 班長から組長へ
1.6 工長は神様 ―そして管理職に―
1.7 課長になってから今も続く習慣
1.8 シャシー製造部の次長 ―人材育成の要として―
第2章 教え育む―現状認識と環境の変化に対応―
2.1 新入社員教育
2.2 OJT(On the Job Training)教育
2.3 職場は人材育成の道場である
2.4 自分の城は自分で守れ
2.5 現場を観察するための目線
第3章 職場を悪くしたい人は一人もいない
3.1 職場の声が聞こえているか?聞いているか?
3.2 品質不良を出したかったのか?ケガをしたかったのか?
3.3 現場の悪さが見えているか?見えるようになっているか?
3.4 一番の問題は何か?夢や目標を語ったことがあるか?
3.5 人を知らなければ人は動かず、人は心で仕事をする
3.6 気配りが人を動かす
3.7 日本人気質と今後の国際競争
第4章 今一度、小集団活動の基本を考える
4.1 品質立国を目指したQC活動・QCサークル活動とのかかわり
4.2 管理監督者の一言で活動の進捗が変化する
4.3 続けることは至難の業、常に関心をもて
4.4 小集団活動への抵抗 ―資料づくりや発表会がイヤ―
第5章 上司の関心・部下の関心―問題の共有化―
5.1 部下の前で自分の考え方を語ったか?夢を語ったか?
5.2 上司の行動・心構えで職場が変化する
5.3 「褒めたり」、「叱ったり」できる職場をつくれ
5.4 管理者が自ら5現主義を実践せよ
5.5 聞く、任せる、知らせる、認める ―聞き上手は仕事上手―
第6章 コミュニケーション……できているだろうか?
6.1 部下と話をしているだろうか?
6.2 暗黙知の中でのコミュニケーション
6.3 人を見て、法を説け
6.4 本音の話合い
6.5 人は心で動く、心の反応を見よ
6.6 話合い制度の確立 ―真面目な話合いの場をつくれ―
6.7 リーダーに必要なコミュニケーション10か条
第7章 管理監督者は更に研鑽、もっと勉強せよ
7.1 信頼のおける管理監督者になっているか―部下は見ている窓越しで―
7.2 付き合いにくい管理監督者と思われていないか
7.3 管理者になったらもっと勉強をせよ、まだまだ知ることはいっぱいある
7.4 貪欲に本を読め ―今流にアレンジせよ、部下育成には必須項目―
7.5 ベンチマーク ―他社を見るなら人も見てくること!―
7.6 興味をもつことは向上心の表れ ―変化点が勉強の場である―
第8章 向上から安定……そしてぬるま湯感からの脱出
8.1 過去を振り返る ―今語り伝えるべき産業の発展と人の努力―
8.2 世の中が活気づくとがんばりに火がつく
8.3 いつもよいものから悪いものは出ないだろう ―管理者は油断防止をせよ―
8.4 事の本質を部下に教え込む ―ルールの本質は何かを理解させよ―
8.5 変化に対応する力 ―管理者の言動・行動が職場を変える―
8.6 管理監督者は教育者 ―仕事を教え、人の道を教える―
8.7 厳しいときこそ、新しきにチャレンジせよ
第9章 軸をもった管理監督者・リーダーになれ
9.1 軸をもった人間とはどういうことか?
9.2 リーダーの条件 ―チャーミングなリーダーになろう―
9.3 常に相手の心を読め、悪い条件になることも心して物事を語れ
9.4 舞台に乗れば人は舞う、舞台をつくるべし
9.5 人生80年、1日は24時間、苦しみが楽しみに化ける
9.6 企業は人なり ―人材育成が企業存続のキーワード―