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JSQC選書12

医療安全へのヒューマンファクターズアプローチ
人間中心の医療システムの構築に向けて

  • (社)日本品質管理学会 監修
    河野 龍太郎 著

    図書

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    1,650 円(税込)

    本体価格:1,500 円

    ISBN:9784542504639

    発売年月日:2010-05-17

  • 四六判・152頁
    商品コード:350463

    【概要】
    ヒューマンエラーの専門家が, 医療業界が陥りがちなヒューマンエラーの仕組みを解き明かす!
    ・医療業界がいかにエラーを起こしやすい,重大事故につながりやすい構造にあるのかを,“ヒューマンファクター工学”の観点から詳細に解説した医療関係者必携のヒューマンエラー対策テキスト!

    【本シリーズの特徴】
    我が国産業界の「国際競争力強化」の手引き
    -“品質立国日本”再生のために―
    昨今の産業界の競争力低下と相次ぐ質トラブルを憂い,「品質重視」への原点回帰の意義を再認識するために,日本品質管理学会(JSQC=Japanese Society for Quality Control)の監修のもと,「質(品質)」をテーマとした教養講座シリーズを刊行!
    ・旬の時事を通じて「質(品質)」の基本概念・方法論を理解できるテーマ
    ・読み進めるうちに質マネジメントや品質学の高度な知識も身につく構成
    ・専門を問わず幅広い層の知識人にも深遠な品質論で応える教養書
    ・品質管理の実務で活躍する各界の専門家が最新情報を交えて執筆

    【目次要約】
    第1章 序論―ヒューマンエラーとは
    1.1 “竹やり精神型対策”の限界
    1.2 ヒューマンエラーとは
    1.3 心理的空間と物理的空間
    1.4 状況認識
    1.5 不安全行動とヒューマンエラーの分類
    第2章 医療システムの問題点
    2.1 人間の介在の多いシステム
    2.2 エラー誘発要因が多い
    2.3 多重防護壁が弱い
    2.4 科学技術,技術科学,経験科学
    第3章 ヒューマンファクター工学
    3.1 ヒューマンファクター工学の背景
    3.2 基本的考え方:人間の特性に環境を合致させる
    3.3 ヒューマンファクター工学のモデルと定義
    3.4 人間の能力を引き出す
    3.5 医療ヒューマンファクター工学
    第4章 人間の特性とエラー誘発環境
    4.1 生理的身体的特性
    4.2 認知的特性
    4.3 集団的特性
    4.4 エラー誘発環境
    第5章 安全なシステム構築の方法
    5.1 安全を設計の段階で組み込む
    5.2 人間と機械の品質保証
    5.3 変化への対応
    第6章 対策の発想手順:ヒューマンエラー対策の戦略と戦術
    6.1 エラー誘発要因の積み木モデル
    6.2 エラーの発生防止とエラーの拡大防止
    6.3 戦術的エラー対策の考え方
    6.4 エラー対策の発想手順
    6.5 エラー対策発想手順マトリックス
    第7章 日常業務における活動
    7.1 5S活動
    7.2 情報収集活動
    7.3 合理的な作業の省略

     

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