JSQC選書3
質を第一とする人材育成
人の質,どう保証する
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(社)日本品質管理学会 監修
岩崎日出男 編著図書
1,650 円(税込)
本体価格:1,500 円
ISBN:9784542504547
発売年月日:2008-09-08
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四六判・152頁
商品コード:350454【概要】
すべての経営者は、今一度、質を第一とするマネジメントの重要性に気づこう!
企業をとりまく経営環境は変わっても、変わらないものは、質の大切さと、それをお客様の視点で考えることができる人材の大切さです。
本書は単なる人材開発の一般論ではなく、経営トップから現場の第一線までが、質の向上を最優先にQCD(Quality・Cost・Delivery)のレベルアップを実践できる経営体質を確立するための、人材育成のあり方を提言します。【著者略歴】
岩崎 日出男(いわさきひでお)
現職:近畿大学理工学部機械工学科教授。1945 年生まれ。
1999 年大阪府立大学大学院工学研究科博士課程修了。近畿大学助教授などを経て現職。工学博士。
日経品質管理文献賞受賞。
デミング賞委員会実施賞小委員会副委員長、日本品質管理学会理事。
著書に、『品質管理のための統計的方法―解析手順と例題演習―』(1989年,共著)、『クォリティマネジメント入門』(2004年、共著)、『クォリティマネジメント用語辞典』(2004年、共著)など多数。【目次】
第1章 経営トップがまず質管理を学ぶべきである
質管理は人を育てることから始める/経営者の質に関する責任は重大である/経営者は現場から質管理を学べ
第2章 人材育成こそが質管理
人を育成していない企業に質管理はできない/人事部に質教育を任せるな/質管理は現場で学べ
第3章 学び教えなければならない質管理の技術
質管理のための技術/質技術能力からの分類
第4章 質管理技術者が育たない要因
組織的な要因/質技術の可視化に関する要因/標準化や共有化などの仕組みに関する要因
第5章 質管理の知識をどのように教えるのか
質管理の教育内容/階層別教育/データ解析に必要な教育
第6章 質技術の人材育成
質技術伝承のための仕組みの確立/質方針の明確化と育成戦略/教育研修による質技術者の人材育成
第7章 質を第一とする人材育成システムの要件
質技術の可視化/過去の経験活用/モチベーションの高揚/人材育成こそ経営の最重要施策
第8章 QC サークルは人材育成
QC サークル活動がもつ六つの人材育成要素/ QC サークルを実践するために必要な要件
第9章 問題解決の実践こそ人材育成の本質
問題解決の手順をマスターする/問題解決力の評価ポイント/問題解決に必要な能力
第10章 人材育成の企業事例
(株)ジーシー/コニカミノルタグループ
第11章 質を第一とする人材育成は社会に対する企業責任