統計的手法入門テキスト
検定・推定と相関・回帰及び実験計画
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奥村 士郎 著
★QC検定2級,3級の学習に有用です。図書
2,420 円(税込)
本体価格:2,200 円
ISBN:9784542502666
発売年月日:2008-11-27
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A5判・222頁
商品コード:350266【概要】
“検定・推定”から“実験計画法”まで,様々な統計的手法の例題をとりあげて,計算の過程を理解できるよう解説した実用書。
・理論よりもまずは実践から!実務に役立つ計算式を手順に従って解くことで,数値が何を表すのかを正しく理解できます。
・ばらばらでは難解に思える数式・グラフとその物理的な意味を,手法ごとに組み合わせてわかりやすく解説しました。
新製品開発,不適合品・ばらつきの減少などの要点解析に,すぐに役立つ内容です。
・好評既刊『品質管理入門テキスト』の姉妹編として,QC七つ道具を中心としたQC入門を習得された方におすすめ!
巻末の演習問題と解答で,QC検定の自習用テキストとしても活用できます!【目次】
第1章 検定と推定
1.1 検定及び推定の考え方
1.2 両側検定と片側検定
1.3 仮説
1.4 有意水準と信頼率及び判定
1.5 検定の種類
第2章 計量値の検定及び推定
2.1 正規分布(母集団とサンプル)
2.2 従来の母集団(工程)の標準偏差(σ)が既知の場合と未知の場合
2.3 平均値に対する検定及び推定(平均値の検定)
2.3.1 u検定(従来の母集団の標準偏差σが既知の場合)
2.3.2 t検定(従来の母平均のσが未知の場合)
2.4 母分散の違いの検定と推定<ばらつきの検定>
2.4.1 x2検定(母分散σ2が既知の場合)
2.4.2 F検定(母分散σ2が未知の場合)
2.5 2組のデータにおける平均値の差の検定と推定
2.5.1 2組のデータに対応のない場合
2.5.2 2組のデータに対応のある場合
2.6 データの棄却検定
第3章 計数値の検定及び推定
3.1 正規分布,二項分布,ポアソン分布
3.2 計数値の検定と推定の種類
3.3 計算法
3.3.1 正規近似法(母不適合品率の差の検定と推定)
3.3.2 正規近似法(A,B2組の母不適合品率の差の検定)
3.3.3 分割表を用いる方法(2組以上の母不適合品率の差の検定)
3.4 適合度の検定(x2検定)による正規性の検討
3.4.1 適合度の検定とは
3.4.2 適合度検定の解析の考え方
3.4.3 例題及び解析
第4章 相関分析と回帰分析
4.1 相関分析の考え方
4.1.1 散布図
4.1.2 散布図の見方
4.1.3 相関係数rと寄与率r2
4.1.4 母相関係数(p)の点推定と区間推定
4.1.5 相関分析の例題
4.2 回帰分析
4.2.1 回帰分析による分散分析(参考)
4.2.2 回帰式(一次方程式)について
4.2.3 回帰(方程式)直線の計算例
4.2.4 OSチップの紹介
第5章 実験計画法―要因実験
5.1 実験計画法
5.1.1 実験計画の考え方
5.1.2 実験計画を行うにあたって
5.1.3 実験計画の種類
5.2 要因実験(完全ランダム型)
5.2.1 一元配置
5.2.2 二元配置
5.2.3 三元配置の概要
5.3 一元配置から三元配置までのまとめ
5.4 OS線点図の紹介
5.4.1 OS線点図
5.4.2 OS線点図の活用例
第6章 実験計画法―直交配列表を使用
6.1 直交配列,直交配列表
6.1.1 直交配列表による実験の実施の目的とその実施にあたって
6.1.2 直交配列表の主な種類とその関係
6.1.3 直交配列表について
6.2 2水準系L8(27)型の活用例
6.3 2水準系L16(215)型直交配列表について
6.4 2水準系L16(215)型の活用例
6.5 3水準系L27(313)型直交配列表について
6.6 3水準系L27(313)型の活用例
演習問題〔問1~問16〕
演習問題解答
付表1 正規分布表
付表2 t表
付表3 x2表
付表4 F分布表
付表5 R管理図用係数表
付表6 Dixonの棄却検定表
付表7 r表
付表8 z変換図表