改訂2版 品質管理入門テキスト
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奥村 士郎 著
★QC検定の学習に有用です。図書
2,310 円(税込)
本体価格:2,100 円
ISBN:9784542502642
発売年月日:2007-04-09
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A5判・232頁
商品コード:350264【概要】
企業内教育・学校教育の教材として実績のある本書は、長年、企業や大学において品質管理及び統計的手法の教育・指導に携わってきた著者が、
品質管理を初めて学ぶ人の視点に立って書いた入門書です。
新入社員や学生の皆さん、品質管理を一から学びたい方や、QC検定試験を受けようと考えている方などが、本書を使って品質管理の基本と
手法の基礎知識を体得できるように編集されています。内容理解の一助として、巻末に演習問題・演習問題解答も収録しております。
<改訂のポイント>
・内容のアップデート。
・“抜取検査”の初歩的な内容を追加。【目次】
1. 品質管理
1.1 品質管理(SQC)から総合的品質管理(TQM)へ
1.2 品質とは
1.3 管理とは
1.4 製品≠商品
1.5 プロダクト・アウトからマーケット・インへ
1.6 TQCと人間関係(HR)
1.7 我が国におけるQCの発展
1.8 品質管理の実施
2. データについて
2.1 データの種類
2.2 データには,ばらつきがある
2.3 統計的な考え方
2.4 母集団とサンプル
3. データのまとめ方とその活用
3.1 層別
3.2 パレート図
3.2.1 パレート図のルーツ
3.2.2 パレート図の作り方
3.2.3 パレート図の見方及び使い方
3.3 特性要因図
3.3.1 特性要因図の作り方
3.3.2 特性要因図を作るときの注意点
3.3.3 特性要因図の活用
3.4 散布図
3.4.1 散布図とは
3.4.2 散布図(相関関係)の表し方
3.4.3 散布図の作り方
3.4.4 相関の検定
3.4.5 回帰直線の概要
3.4.6 実験器具OSチップ(散布図及び相関・回帰分析による活用)
3.5 チェックシート
3.5.1 チェックシートとは
3.5.2 どのようなチェックシートがよいか
3.5.3 チェックシートを作るときの注意点
3.5.4 チェックシートの見方
3.5.5 チェックシートの種類及びその例
4. グラフ
4.1 グラフとは
4.2 グラフを作る目的
4.3 グラフの種類
4.4 グラフの作り方
4.4.1 円グラフ
4.4.2 棒グラフ
4.4.3 帯グラフ
4.4.4 折れ線グラフ
4.5 グラフに関する留意事項
4.5.1 グラフを作る側
4.5.2 グラフを使う側
5. ヒストグラム(度数分布図)
5.1 ヒストグラムとは
5.2 ヒストグラムを作る目的
5.3 ヒストグラムの作り方
5.4 正規性の検討(正規確率紙)
5.5 ヒストグラムの見方
6. データの数量的な表し方
6.1 データの表し方
6.2 中心位置とばらつきの求め方
6.3 度数表を利用した求め方
6.4 ヒストグラムの活用とその見方
6.5 実験器具を使ったQC入門の教育
6.5.1 正規分布(ヒストグラム)を習得させるための教習具 (OS PACHINKO-H)
6.5.2 作業工程における不適合の検討方法を習得させるための教習具(OS PACHINKO-P)
7. 管理図(シューハート管理図)
7.1 管理図とは
7.2 管理図の種類
7.3 管理図の作り方
7.3.1 計量値の管理図
7.3.2 計数値の管理図
7.4 管理図の見方・活用
7.4.1 管理図の基本的見方
7.4.2 管理図の種類
7.4.3 管理図による平均値の差の検定
8. 工程解析と改善
8.1 工程解析
8.1.1 維持・改善と工程解析
8.1.2 問題解決の進め方
8.1.3 問題解決の事例
8.2 工程管理
8.2.1 工程管理とは
8.3 標準化
8.4 規定及び標準類
9. 抜取検査
9.1 検査
9.1.1 検査とは
9.1.2 検査の分類
9.2 抜取検査
9.2.1 抜取検査とは
9.2.2 抜取検査の型
9.2.3 累積確率曲線
9.2.4 計数規準型一回抜取検査表
9.2.5 抜取検査の例題
10. TQMを進めるためには
10.1 TQMを進めるためには
10.2 従業員の教育指導
10.3 管理・監督者の役割
10.4 TQMの実施による効果
10.5 TQCからTQMへ
付 表
演習問題
演習問題解答
引用・参考文献