化学品管理者必携
欧州REACH規則 日本企業の対応実務
REACHの現状と今後の動向を踏まえて
-
徳重 諭 著
正誤票はこちらをご覧ください。図書
3,300 円(税込)
本体価格:3,000 円
ISBN:9784542404106
発売年月日:2022-03-18
-
A5判・208頁
商品コード: 340410
【目次】
第1章 REACH の概要
1.1 欧州における法体系とREACH
1.2 REACH 制定の背景
1.3 REACH の表題
1.4 REACH の対象国
1.5 REACH の構成
1.6 REACH の目的
1.7 REACH の全体像
1.8 REACH の対象物質と適用対象外物質
1.9 REACH における自社の立場
1.10 CARACAL 会議第2章 REACH の解説
2.1 登録(registration)
2.1.1 登録までの業務の概要
2.1.2 登録対象物質の特定
2.1.3 登録者の決定
2.1.4 登録時期
2.1.5 登録前の照会
2.1.6 登録に必要な情報
2.1.7 化学品安全性評価(CSA)及び化学品安全性報告書(CSR)
2.1.8 川下ユーザー及び川下ユーザーからの使用に関する情報
2.1.9 データ共有
2.1.10 登録文書の提出書式とソフトウェア
2.1.11 登録にかかる費用と登録手数料(fee)
2.1.12 ECHA による完全性チェック
2.1.13 登録情報の公表
2.1.14 登録情報の更新
2.1.15 EUで製造された物質の再輸入の登録
2.2 評価(evaluation)
2.2.1 試験提案の審査
2.2.2 適合性審査
2.2.3 物質評価
2.3 認可(authorisation)
2.3.1 第1 段階: SVHC としての認可候補物質指定
2.3.2 第2 段階: SVHC から認可対象物質(附属書XIV) の決定
2.3.3 第3 段階: 認可申請及び認可の付与
2.4 制限(restriction )
2.4.1 制限と認可の違い
2.4.2 制限プロセス
2.5 懸念物質の管理
2.5.1 規制管理オプション分析(RMOA) と必要な規制の評価
2.5.2 公開活動調整ツール(PACT)
2.5.3 ナノマテリアルの管理
2.6 サプライチェーンでの情報共有
2.6.1 安全データシート(SDS)
2.6.2 ばく露シナリオ(ES)
2.7 執行(enforcement)
2.8 レビュー( 見直し)
2.8.1 CSA とCSR の義務を製造・輸入量年間1 トンから10 トン未満に拡大する見直し
2.8.2 ポリマーの登録に関する見直し
2.8.3 REACH と他法令との関係
2.8.4 内分泌かく乱物質(ED) に関する見直し第3章 第2回 REACH レビューとこれからのREACH
3.1 第2回 REACH レビューの概要
3.2 第2回 REACH レビューで提唱されたアクション
3.2.1 アクション1: 登録文書更新の促進
3.2.2 アクション2: 評価手順の改善
3.2.3 アクション3: 拡張安全データシート(eSDS) の作業性と品質の改善
3.2.4 アクション4: サプライチェーンにおける懸念物質の追跡
3.2.5 アクション6: 認可プロセスの実行性を高めるための簡素化
3.2.6 アクション8: 制限手順の改善
3.2.7 アクション10: 予防原則適用の枠組み
3.2.8 アクション12: REACH と労働安全衛生規制との境界
3.2.9 アクション13: 執行の強化
3.2.10 アクション16: 低トン数物質及びポリマーに対する登録要件の見直し
3.3 第2回 REACH レビューの結論第4章 事業者に望まれる対応
4.1 REACH 等の化学品規制対応のための社内体制の構築
4.2 REACH 等の化学品規制及び事業に係る規制に関する知識習得
4.3 自社製品の構成物質等の把握及びサプライチェーンの実態調査
4.4 REACH 等の化学品規制に係る費用の見積もりと予算の確保
4.5 REACH 登録等のアクションプログラムの作成とその進捗管理
4.6 REACH 登録用文書の作成
4.7 REACH 登録後の維持管理と査察対応