ISO 31000:2018(JIS Q 31000:2019)リスクマネジメント 解説と適用ガイド
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リスクマネジメント規格活用検討会 編著
編集委員長 野口 和彦図書
4,400 円(税込)
本体価格:4,000 円
ISBN:9784542402812
発売年月日:2019-06-27
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A5判・168頁
商品コード:340281【概要】
ISO 31000(リスクマネジメント)とは?
ISO 31000は、「組織が直面するリスクへの最適な対応を行うための、適用可能な指針」を規定する規格です。その業種や規模を問わず、組織が活動する上で生じる様々なリスクに対して、組織がどのように対応・対策すればよいか、その管理策を設定するための指針といえるでしょう。
ISO 31000で定義する「リスク」とは、悪い場面のみを指す言葉ではなく、良い場面も含めて、「目的に対す不確かさの影響」をいいます。この意味で、この規格は様々なマネジメントシステム規格におけるそれぞれの目的を達成するための「支援規格」と位置付けることができ、換言すれば、それら目的への対応手法の一つとして活用できるものです。
ISO/IEC専門業務用指針第1部の附属書SL(共通テキスト)において、ISOから発行されたすべてのマネジメントシステムには、「リスク」の考え方が導入されました。この「リスク」の考え方については、ISO 31000が基礎となっているため、まさにQMSやEMSなど各種マネジメントシステムに取り組んでいる組織にとって有用な規格といえるでしょう。それにより、ISO 31000に関する取組みだけではなく、貴社で運用されている各種マネジメントシステムに取り入れ、一体的に取り組むことが推奨されています。
ぜひ、各種マネジメントシステムを運用している組織で、ISO 31000の活用も検討して、マネジメントシステムの更なる質向上に努めてみませんか。~ISO 31000を実施する上での副読本~
2010年に発行された『ISO 31000:2009 リスクマネジメント 解説と適用ガイド』の改訂版書籍です。本書は、2012年以降にISOから発行された全てのマネジメントシステム規格の利用者が読者となることを前提としており、ISO 9001(QMS)やISO 14001(EMS)、ISO/IEC 27001(ISMS)、ISO 45001(OHSMS)、ISO 22301(BCMS)との一体的な活用について、それぞれ項目立てで解説をしています。【目次】
第1章 ISO 31000:2018 改訂の経緯
1.1 改訂の経緯
1.2 1SO/TC 262 の活動
1.3 JIS化の経緯
第2章 ISO 31000:2018(JIS Q 31000:2019)の解説
2.1 序文
2.2 適用範囲
2.3 用語及び定義
2.4 原則
2.5 枠組み
2.6 プロセス
第3章 ISOマネジメントシステムへのISO 31000 の適用
3.1 マネジメントシステムとISO 31000
3.2 ISO 9001 におけるISO 31000 の活用
3.3 ISO 14001 におけるISO 31000 の活用
3.4 ISO/IEC 27001 におけるISO 31000 の活用
3.5 ISO 45001 におけるISO 31000 の活用
3.6 ISO 22301 におけるISO 31000 の活用
3.7 COSO-ERM におけるISO 31000 の活用【関連規格・書籍】
・『JIS Q 31000:2019 リスクマネジメント―指針』
・ISO 31000・リスク 関連書籍一覧はこちらをご覧ください。
・ISO 9001 関連書籍一覧はこちらをご覧ください。
・ISO 14001 関連書籍一覧はこちらをご覧ください。
・ISO/IEC 27001 関連書籍一覧はこちらをご覧ください。
・ISO 45001 関連書籍一覧はこちらをご覧ください。