FMEAの基礎 第2版
故障モード影響解析
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原田 陽史 訳
図書
1,430 円(税込)
本体価格:1,300 円
ISBN:9784542402430
発売年月日:2010-09-22
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B6判・104頁
商品コード: 340243【概要】
表の作成から効果的な議論の進め方まで, FMEA(故障モード影響解析)活用のエッセンスを凝縮したFMEA基礎指南書, 待望の第2版完成!
・多くの企業で活用されてきたFMEAの基礎的解説書を具体的な事例, 実践的なワークシート, 評価方法の具体的事例等を盛り込み,
さらに使いやすくして刊行!
・FMEAを実行すると直面するであろう課題を解決するためのヒント, ツール, ワークシートを附属書に収録した充実の内容。
・FMEAをこれから実施する人はもとより, 実施経験はあるがFMEAをさらに理解したい人にも有用な一冊!【目次】
はじめに
第1章 FMEAとは?
FMEAの歴史
第2章 FMEAの目的は?
総合的な品質システムの一環
FMEA及び現場にもたらす成果
第3章 ISO 9000, ISO/TS 16949 及びFMEA
第4章 FMEAの手順
故障の相対リスクを評価する要素
リスク優先数RPNを評価する
第5章 FMEAチーム
FMEAチームの規模
FMEAチームのメンバー
FMEAチームリーダー
工程専門家の役割
FMEAチームの教育・訓練
第6章 FMEAチームの裁量権の限界
FMEAの適用範囲
FMEA開始のワークシート
第7章 製品/設計FMEAに対する工程FMEA
製品/設計
工程
第8章 FMEAにおける10のステップ
FMEAワークシート
ステップ1:工程又は製品のレビュー
ステップ2:潜在的故障モードについてブレインストーミングを行う
ステップ3:各故障モードの潜在的影響を書き上げる
ステップ4~6:影響の厳しさ, 発生頻度及び検出可能性の評価
ステップ7:各影響のリスク優先数(RPN)を算定する
ステップ8:処置を講じるための故障モードの優先順位付け
ステップ9:リスクの高い故障モードを解消又は減少するために処置を講じる
ステップ10:故障モードが解消又は減少された場合の結果RPNを算定する
第9章 FMEAのケーススタディ
ケーススタディ ステップ1:工程のレビュー
ケーススタディ ステップ2:潜在的故障モードについてブレインストーミングを行う
ケーススタディ ステップ3:各故障モードの潜在的影響を書き上げる
ケーススタディ ステップ4:各影響の厳しさ評価を行う
ケーススタディ ステップ5:各故障モードの発生頻度評価を行う
ケーススタディ ステップ6:各故障モード及び/又は影響の検出可能性評価を行う
ケーススタディ ステップ7:各影響のリスク優先数(RPN)を算定する
ケーススタディ ステップ8:処置を講じるための故障モードの優先順位付け
ケーススタディ ステップ9:リスクの高い故障モードを解消又は減少するために処置を講じる
ケーススタディ ステップ10:故障モードが解消又は減少された場合の結果RPNを算定する
第10章 FMEAをいつどの分野で使用すべきか
安全性
経理/財務
ソフトウェア設計
情報システム/テクノロジー
マーケティング
人的資源
購買
附属書 1:工程フローチャートの作成
附属書 2:ブレインストーミング
ブレインストーミングのルール
附属書 3:厳しさ, 発生頻度, 及び検出可能性評価についてコンセンサスに達する
チーム投票
工程専門家の関与
チームメンバーの一人にゆだねる
評価カテゴリの中で故障及び影響をランク付けする
徹底的に話し合う
より高いランク付けを使う
附属書 4:よく用いられる評価基準の例
附属書 5:工程を改善する技法
ポカヨケ
実験計画法
統計的工程管理
CI手法を用いたチームによる問題解決
附属書 6:FMEAに関するISO/TS 16949 の要求事項
附属書 7:FMEAワークシートの例
FMEAの用語集