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医療の質マネジメントシステム
医療機関必携 質向上につながるISO導入ガイド

  • 飯塚 悦功・棟近 雅彦・上原 鳴夫 監修

    図書

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    3,190 円(税込)

    本体価格:2,900 円

    ISBN:9784542306271

    発売年月日:2006-10-20

  • A5判・366頁
    商品コード:330627
    【概要】
    本書は、医療における質マネジメントという、強い社会ニーズのあるテーマに取り組んでいる医療従事者を念頭におき、
    医療の質マネジメントシステム(QMS)を分かりやすく解説することを目的に、病院のQMS構築のためのツールとしてISO 9001を使いこなすために、
    質マネジメントの基礎知識からISO 9001に基づくQMS導入方法までを、QMSやISOの初心者の方でも理解しやすいように、
    質保証体系図など豊富な医療の例とともに、実用的にガイドいたします。
    【目次】
    第1章 医療の質向上に関する素朴な疑問.
    Q1: 経営環境が厳しい中,質向上に取り組むメリットは何か.
    Q2: 質の向上と効率性は両立できるのか.
    Q3: 医療の結果は,病気の程度等によってあらかじめ約束できないことも多い.病院は,医療の質にどこまで責任を負うべきか.
    Q4: “患者にとっての質”が第一というが,医療に通じていない患者の要求を聞くことが本当によいのか.
    Q5: 患者満足を与えられれば,その医療の質はよいといえるのか.患者が満足しなくても,質のよい医療はあるのではないか.
    Q6: 結局は医療の質的レベルは医師の能力で決まるのではないか.優秀な医師を採用することが医療の質向上への早道ではないか.
    Q7: 質特性,評価尺度,管理項目がきちんと整理および定義されていないのに,質向上を目指すことができるのだろうか.
    Q8: 質と安全との関係はどうなっているのか.
    Q9: 質マネジメントシステム(QMS)とは何か.
    Q10: 質を向上させるためには,何から始めればよいか.
    Q11: “質マネジメント”,特に“標準化”は,患者一人ひとりに対応する医療においても有効なのだろうか.
    Q12: QMSは,みんなで取り組まなければいけないのか.そうであれば“部門間・職種間の壁”を,どう取り除けばよいのか.
    Q13: QMS導入によって,現場は忙しくなるのか.
    Q14: QMS導入にあたり,コストはどのくらいかかるのか.
    Q15: ISO 9001と病院機能評価とは何が違うのか.ISO 9001を利用することに何の意味があるのだろうか.
    Q16: いままでも病院理念を念頭におき,患者本位の医療を実践してきたと思う.今回改めてISOを取得するのはなぜなのか.
    Q17: 電子カルテおよびオーダリングシステムを導入しているが,これらで医療の質向上をどのくらい期待できるのか.
    Q18: 質・安全に関して多数存在する委員会・会議体とQMSとは,どういう関係にあるのだろうか.
    Q19: 質向上活動について,医療従事者,特に医師に関心をもたせるのはどうすればよいか.
    Q20: 医療安全や質向上に関して,最近はやることがたくさんある.一体どれを優先して取り組むべきなのか.
    Q21: インシデントを減らすには,何をすればよいのだろうか.
    Q22: インシデントレポートを収集しても単にたまっていくだけで分析・対策までにつながらないが,どうしたらよいのだろうか.
    Q23: リスクマネジャーを置いたはいいが,何をさせればよいのだろうか.
    第2章 質マネジメントの基本概念
    2.1 質マネジメントの系譜-経済大国日本を支えた質マネジメント
    2.2 質中心経営-お客様は神様です
    2.3 質の側面-質の見方・捉え方
    2.4 質の保証-安心して買っていただける製品・サービスの提供
    2.5 マネジメント-目的達成のためのすべての活動
    2.6 マネジメントの原則-巧みなマネジメントのための秘訣
    2.7 標準化-ベストプラクティスの共有
    2.8 人間性尊重-品質管理は人質管理
    第3章 質を実現するためのマネジメントシステム
    3.1 技術とマネジメントシステム
    3.1.1 医療の質・安全の確保のための要件 ~
    3.1.4 質マネジメントへのアプローチ
    3.2 医療機関におけるマネジメントシステムのあり方
    3.2.1 QMSとは
    3.2.2 医療におけるQMS
    3.3 マネジメントシステムモデル
    3.3.1 ISO 9001 ~
    3.3.4 その他の経営改善プログラム
    第4章 ISO 9001について
    4.1 主要な要求事項の解説
    4.1.1 プロセスの定義と相互関係 ~
    4.1.9 マネジメントレビュー
    4.2 要求事項の全貌
    第5章 ISO 9001を活用したQMS構築
    5.1 QMS構築前の心構え
    5.2 QMS構築の進め方の概要
    5.2.1 導入宣言(ステップ1) ~
    5.2.5 審査登録機関の選定(ステップ5)
    5.3 ISO 9001を活用したQMSの整備(ステップ6)
    5.3.1 概 要 ~
    5.3.10 QMSの継続的改善
    5.4 第三者機関によるQMS評価
    5.4.1 審査の概要
    5.5 医療版質保証体系図とフロー図
    5.5.1 医療における質保証体系図とフロー図 ~
    5.5.4 質保証体系図とフロー図の作成例の紹介
    付録1 質マニュアルの基本構造と作成のポイント
    付録2 問題解決の定石
    付録3 医療分野の審査が可能な審査登録機関一覧
    付録4 ISO 9001審査登録状況
    索  引 

     

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