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日本を活かす 広がるインフラビジネス
~国際標準化で巨大市場に挑む!

  • 日本規格協会 共著

    図書

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    1,100 円(税込)

    本体価格:1,000 円

    ISBN:9784542301887

    発売年月日:2011-10-17

  • 新書判・144頁
    商品コード:330188
    【概要】
    インフラビジネスと標準化。同じ土俵で語られることのなかった両者が、今ここで初めて同時に語られる。
    従来の枠を超えた、巨大ビジネスの新しい視点
    ・水、鉄道、スマートグリッド、風力/太陽光発電など具体的事例を用いて分かりやすく解説!
    ・162の国と地域*が参加するISO(国際標準化機構)会長経験者ならではの視点!
    (*2011.9.8現在)
    <“標準”に取り囲まれるインフラビジネスの現実!!>
    発展著しいアジア経済をはじめ、インフラストラクチャーは、世界的な成長が期待される巨大市場です。とりわけ、部品から構築・運用に至るまで一括で受注する「パッケージ型インフラ」の輸出は、低迷する経済の打開策として注目を集めています。
    インフラビジネスは、巨大システムの構築に加え、運営・管理を含むシステム全体から利益を得るビジネスです。インフラを構成するモジュールの互換性はもちろん、情報通信・検査・認証人材に至る巨大“システム”のルールを決める国際標準に取り囲まれています。
    従来の標準化論は、互換性や効率化・品質等に視点がおかれ、我が国は、高品質な製品の大量生産で成功を収めました。しかし、デジタル化や新興国の躍進など、世界経済が激変するなか、もはや”ものづくり”だけでなく、、システム全体における収益のモデルを考えるなどの新たな取組みを始めなければなりません。そのために今我々に必要なものは、従来の枠を超えた“国際標準”の深い理解です。本書では、国際標準の幅広い機能と役割を紹介します。
    【目次】
    第1章 概要 (田中正躬)
    増大するインフラビジネス
    政府の施策と方向
    従来の工業製造製品とパッケージ型インフラの違い
    第2章 パッケージ型インフラと標準 (田中正躬)
    パッケージ型インフラと標準
    標準に取り囲まれているパッケージ型インフラのプロジェクト
    事務関係業務の効率化
    システムインテグレーターにとっての標準の意義
    総合的な標準の知識が必要なシステムインフラ
    日本の特技とパッケージ型インフラのモジュール
    システムインフラと適合性評価
    国際標準への参加
    第3章 水ビジネス ~日本の強みを活かす標準化戦略~ (千葉祐介)
    21世紀は水ビジネスの時代
    水ビジネスマーケットの動向~90兆円規模の市場~
    水ビジネス全体の技術力~日本の優位性はどこにあるか~
    標準化の動向
    水ビジネス展開における標準の役割
    インフラ全体の市場獲得への取組み
    第4章 太陽光発電と風力発電 (福永敬一)
    注目される再生可能エネルギー
    増大するニーズ
    日本と世界の状況
    世界で風力が主流である理由
    インフラ輸出と標準
    標準化と考慮すべき事項
    太陽光発電、風力発電の適合性評価
    標準化への参加
    時代を映す鑑
    第5章 スマートグリッド (岩垂邦秀)
    スマートグリッドが注目される理由
    スマートグリッドと標準化
    スマートグリッドに関係する具体的な規格
    標準の作成
    第6章 鉄道 (村石幸二郎)
    鉄道はなぜ注目を集めるのか
    日本が世界に進出するための条件
    共通言語としての標準
    ルールをつくる
    第7章 プロジェクトマネジメント (大芦 誠)
    今なぜ(PM)プロジェクトマネジメントなのか
    システムインフラ構築とプロジェクトマネジメント
    ISOにおける標準化活動
    プロジェクトマネジメントの標準化のこれから

     

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