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JIS X 0153:2024
システム及びソフトウェア技術-利用者用情報の設計及び作成
Systems and software engineering-Design and development of information for users

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和文(PDF)
規格概要
この規格は,ソフトウェアの利用者用情報の設計者及び作成者のための作成プロセスを扱っている。この規格は,利用者が必要とする情報を確立する方法,その情報をどのように提示することが望ましいかを決定する方法,並びに情報の準備及び情報を利用可能にする方法を規定する。この規格は,ライフサイクルの設計段階及び開発段階に限らず,設計の戦略及び設計の保守のようなライフサイクルを通じた設計における情報を含んでいる。
この規格は,ソフトウェアの利用者用情報について,構造,情報の内容,及び体裁のための要求事項を提供している。
この規格は,次の種類の情報について,全ての側面を網羅するものではないが,作成するときに適用することが可能である。
- ソフトウェア以外の製品の利用者用情報
- アニメーション,ビデオ,及び音を使用するマルチメディア システム
- 主として正式な訓練プログラムでの使用を意図した,コンピューター利用の教育訓練(CBT)パッケージ及び専門課程教材
- システムソフトウェアの内部の操作について記述する保守情報
- ユーザー インターフェース自体に組み込まれた利用者用情報
この規格は,次に示す様々な専門家を含む情報アーキテクト及び情報作成者に適用される。
- 情報製品の構造及び体裁を計画する情報アーキテクト
- 意図している利用者がそのソフトウェアで実行可能な作業を識別する,使用性に関する専門家及び業務分析者
- 利用者用情報の文書によるコンテンツの作成者及び編集者
- 電子媒体の専門技術をもつグラフィックデザイナー
- 画面に表示される情報の体裁を設計するために一緒に働いている,ユーザー インターフェース設計者及び人間工学の専門家
また,この規格は,次に示す利用者用情報の作成プロセスへのその他の役割及び関心をもつ人々にとって参考となる。
- ソフトウェア開発プロセス又は情報作成プロセスの管理者
- 供給者によって準備された利用者用情報の取得者
- 使用性の試験者,利用者用情報のレビュアー,対象領域専門家
- 利用者用情報を作成するためのツールの開発者
- 利用者用情報をよりアクセスしやすく,かつ,利用しやすくするための原則を識別する人間工学の専門家
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公示の種類 改正
履歴 2015-03-20 制定
2019-10-21 確認
2024-11-20 改正
原案作成団体 一般財団法人 日本規格協会
一般社団法人 情報処理学会
ICS 35.080
対応国際規格 ISO/IEC IEEE 26514:2022 (IDT)
引用JIS規格
引用国際規格 IEC/IEEE 82079-1:2019
ハンドブック
備考
正誤票・訂正票
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