- interview
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知的好奇心を武器に、 日本のものづくりを支える
- T.S
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カスタマーサービス部 販売サービスチーム
2024年 新卒入職
法学部 国際政治コース 卒
- Q.1
- 入職の動機
大学では法学部で国際政治を学び、ジャーナリズムの世界の記者を目指して就職活動を行っていました。しかし、選考が進む中で自身の適性を見つめ直し、視野を広げることにした際に出会ったのが当協会です。記者を目指す軸だった「高い社会的意義」や「未知の領域の探究」が当協会の事業と合致し、深く心惹かれました。多種多様な業界の標準化に関われる環境は知的好奇心旺盛な私にとって大変魅力的な場所であり、働きやすさも決め手となって入職を決意しました。
- Q.2
- 学生時代に力を入れたこと
ドキュメンタリー映像を制作するゼミに所属し、リーダーとして企画や取材指示を担っていました。制作したのは、「推し」に凄まじい熱量を注ぐ学生に焦点を当てた作品です。熱中する経験が少なかった私には未知の世界であり、最初は取材対象者探しにも苦労しましたが、諦めずに泥臭くアプローチを続けました。この経験を通じて培われた「未知の領域に偏見なく飛び込み、面白がる知的好奇心」が、現在の仕事に活きています。当協会では多種多様な業界や業務をフラットに扱うため、新しい業務にもモチベーション高く前向きに取り組める強力な武器となっています。
- Q.3
- 現在の仕事内容について
所属する販売サービスチームの役割は、国内外の産業規格(JISやISOなど)や解説書籍を販売し、売上を上げることです。その中で私は二つの業務を担当しています。一つは、Web上で規格を閲覧できるシステム「JSAライブラリサーバ」の営業や見積対応です。紙から電子へと規格移行されるお客様に伴走し、業務効率化をサポートしています。二つ目は、アパレルの色落ち試験などに使う、特殊な品質試験用品の発注・販売管理です。この業務は、試験機関の先にあるアパレルメーカーの需要予測が難しく、リードタイムを見極めた発注予測には苦心します。また、お相手は繊維のプロの方ばかりであるため、自主的に各地の工場や試験機関へ見学を申し込み、規格書を熟読して必死に知識を蓄えました。大切なのは、分からないことは素直に何でも聞くこと。持ち前の知的好奇心が、ここで大きく活用されています。
- Q.4
- 仕事のやりがいや魅力
試験用物品は気候などの影響を受ける極めて繊細なものであり、製造業者様と密な連携で品質を徹底管理することが必要不可欠です。そのように日本のものづくりのクオリティを裏方として支えている責任感が、私の大きな原動力となっています。街中で並ぶ洋服を目にした際は、「自分が届けた物品による品質試験を経てここに並んでいるのだ」と、確固たる社会的意義を実感でき、やりがいを感じられる瞬間です。さらに、毎月の成果が明確な数値として表れる点もこの仕事の魅力の一つ。売上データを分析して改善施策を反映させ、成果につなげるビジネスの面白さも手応えとなっています。
- Q.5
- 日本規格協会ならではの強み
入職前は堅い組織だと思っていましたが、実際は非常にフランクで、上司とも対等に相談できる環境です。職員の皆様は穏やかでありながら、ビジネスに対する深い思考力と鋭い視座を持っています。行き詰まった際に相談するだけで状況が好転する、この「穏やかな空気の中に質の高い知性が潜んでいる点」が真の強みだと感じます。さらに、若手の意見でも寛容に受け入れ、業務効率化の提案なども「とりあえずやってみよう」と、実務へ反映される風通しのよさも魅力です。裁量を持って自発的に挑戦できる環境が整っています。

- Q.6
- 仕事を進める上で大切にしていること
最も大切にしているのは、なるべく短いやり取りで「相手の意図を正しく汲み取る」ことです。認識のズレは不要なプロセスを生み、仕事の間延びにつながってしまいます。以前、相手の要望を深く理解せず進めてしまい、失敗した経験がありました。この教訓から、私は自分の推測だけで仕事を進めず、可能な限り質問を重ねて必要な情報を完全に揃えることを徹底しています。そのために、念入りな事前「準備」に時間を費やすのがこだわりです。お客様の表面的な言葉だけでなく、聞けることは聞き、背景にある本質的な課題まで掘り下げる準備があってこそ、最適なサービスが提案できます。最短かつ最適な道筋を立てることが、プロとしての価値を発揮する秘訣です。
- Q.7
- ある1日の仕事の流れ
メール確認
打合せ
(翌日以降の準備)
- Q.8
- 今後の目標・キャリアビジョン
日本の繊維産業は熟練の製造業者様が苦境に立たされるなど、大きな岐路にあります。私たちが扱う試験用物品の供給が途絶えれば業界への影響は計り知れません。そのため、確かな技術を持つ業者様をサポートし、安定供給を守り抜くことが第一の目標です。同時に、将来的に機械が自動で規格を処理する『SMART規格』の普及を見据え、現在はその土台となるPDFやXML化された規格データの更なる普及を推進したいと考えます。ものづくり現場のDXを推進するために、このデータの普及は欠かせません。 伝統の維持と未来への変革という両面から、産業の発展に貢献していきます。
- Q.9
- 休日の過ごし方
休日は「静」と「動」を組み合わせたリフレッシュを楽しんでいます。 「静」の時間では、平屋の多い下町地域を目的なく散策。なぜかいつも最終的に行き着く川沿いで、流れる水を眺めては思考をリセットするのがお気に入りです。「動」の時間は社内の部活動への参加です。テニス部と野球部に所属しており、同期と一緒に練習したり、大会に参戦したりなどで汗を流しています。ただ球を強く打つ、それだけの原始的な楽しさが、平日の業務に向けた最高のリチャージとなっているのです。
- Q.10
- 就職・転職活動中のみなさんへのメッセージ
就職活動では派手な実績を求められがちですが、焦る必要はまったくありません。私自身、ずっと続けていた野球の経験が、社会に出て「継続力」として思わぬ高評価を得られました。何かを続けられる力というものは、それだけで求められるものになり得ます。また、「何もしなかった時間」も、深い思考力を培う立派な経験です。重要なのは、「自分の持ち札をどう理解し、どう切り出すか」に他なりません。当協会は、穏やかで知性にあふれる職員に囲まれ、若手でも裁量を持って挑戦できる組織です。どうか等身大の自分を面白がり、その個性をまっすぐ発揮できるみなさんと、一緒に働ける日を楽しみにしています。


