interview

社会の道標として、 仲間と最適解を紡いでいく

職種・職員紹介
R.H
システム系・国際規格開発ユニット
社会システム系規格チーム

2019年 中途入職
人文学部 国文学専攻 卒
Q.1
入職の動機

大学卒業後、当協会での2年間のアルバイトを経て、ある認定機関で15年間、国際規格を用いた審査アサイン業務に携わってきました。その後、今後のキャリアを見据えて新たな職への挑戦を考えた際、仕事先でお世話になっていた方からお声がけをいただいたのが当協会でした。かつてアルバイトをしており馴染み深い環境であったことに加え、これまで「規格を使う」側だった経験を、今度は「規格をつくる」立場で直接活かせる点に強い魅力を感じたのです。働きやすい労働環境が整っていることも詳しく聞き、長く安心して働き続けられると確信して入職を決めました。

Q.2
学生時代に力を入れたこと

大学時代は人文学部で国文学を専攻し、現代詩の研究に没頭していました。一方、趣味の海外ドラマを原語で楽しみたいと思い、独学で英語学習を開始。ラジオの英語講座を1日3本、2年間毎日聴き続けることを自分に課して、勉強を続けました。この地道な継続が功を奏し、英語に対する抵抗感が完全になくなり、現在の国際標準化の仕事にも直結するスキルとなっています。日々、海外の専門家とメールを交わしたり、プロジェクトの進捗管理や資料作成を行ったりなど、英語をスムーズに使えることが私の一つの強みとなりました。

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Q.3
現在の仕事内容について

私の所属部署は、循環経済や生物多様性など、特定の産業に閉じない横断的な分野の国際標準化を担っています。私が受け持つのは、国内有識者を集めた委員会の事務局を務め、日本の対処方針をまとめる調整役です。さらに海外への出張もよくあり、ISOの統計分野の委員会の国際幹事として、世界規模でのプロジェクト管理にも奔走しています。ISOには、国際規格を策定・作成する際の基本手順やルールを定めた規則集があるのですが、そこに明記されない行間の解釈を迫られる場面もあり、難しい判断が多いです。しかし、それ以上に面白さもあります。以前、規格案の色やシンボルの扱いを巡ってISO中央事務局と意見調整を行った際、粘り強い対話で解決へ導くことができました。関係者全員と知恵を絞り、最適解を見出せた瞬間の喜びは、何物にも代えられません。

Q.4
仕事のやりがいや魅力

国際規格の開発は、ビジネスや国の競争力に直結する非常にシビアな面を持ち合わせています。しかしそれ以上に、社会をよりよくするためのルールづくりに関われる社会的意義は極めて大きいといえるでしょう。委員会には多種多様な背景や知見を持った世界中の専門家が集い、熱い議論を交わします。その中で標準化の専門家としてワンチームを支え、粘り強い対話の末に一つの規格文書として形になった瞬間の達成感は格別です。自分たちの仕事が、世界中で使われる共通の基盤として社会を支えるやりがいは、ここだけで得られるものだと思います。

Q.5
日本規格協会ならではの強み

当協会の最大の強みは、組織全体に根づく「全方位的なゆるやかな連帯」です。部署や上下関係の壁がなく、困った時には周囲の同僚や上長が自然と手を差し延べてくれます。一人で課題を抱え込むという心配がない安心感は、仕事へのモチベーションも高めてくれますね。また、在宅勤務や柔軟なフレックスタイム制度も大きな強みです。深夜の国際会議がある日は、日中の時間帯を休憩に充てるなど、業務に合わせた柔軟な働き方を自律的に実現できます。このような心身ともに健康を維持できる環境こそ、当協会の魅力だと感じています。

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Q.6
仕事を進める上で大切にしていること

日々の業務では、国籍や文化的背景、専門分野が異なる多種多様な方々と深く関わります。そのため、何よりも丁寧で誠実なコミュニケーションを心がける毎日です。特に意識しているのは「傾聴」の姿勢。自身の眼鏡や個人的な意見を挟まず、フラットでオープンな気持ちで相手の意見を受け止めます。国内委員会には企業の要職の方なども多く参加されますが、立場に関わらず一人ひとりのご意見を等しく尊重してきました。その姿勢こそ、皆様が発言しやすい安心の場づくりへとつながっていくのです。利害が対立する複雑な局面であっても、ざっくばらんに相談しながら、ルールの中で最善の着地点を全員で模索すること。この細やかな気配りこそ、円滑な合意形成を導くために不可欠な鍵だと確信しています。

Q.7
ある1日の仕事の流れ
09:00
出社・
メール確認
10:00
社内ミーティング
11:00
資料作成
12:00
昼食
13:00
会場設営
13:30
委員会開催
16:30
会場片付け
17:00
業務整理
18:30
退社
Q.8
今後の目標・キャリアビジョン

まずは現行の担当業務にしっかりと向き合い、力量を高めていくことが最優先の目標です。国内外の委員会運営においては、より精度の高いサポートと的確な判断を提供できるよう、知識を深める必要があります。さらに、近年導入されたAIツールなどのITスキルを主体的に磨き、業務効率化を推進していきたいです。周囲の若い世代はITリテラシーが高く、そこから学ぶべき点は豊富にあります。日々、成長の伸びしろがあると信じ、新たな変化を積極的に取り入れながら自身のアップデートを継続していく所存です。その努力の先に、余裕を持った上質な支援の形が見えてくると考えています。

Q.9
休日の過ごし方

当協会は、在宅勤務やフレックス制度が整っており、有給休暇も非常に取得しやすい環境です。そのため、オンとオフをしっかりと切り替え、プライベートを充実させることができます。私の休日は、「乗り物」に乗ることが中心です。家族とともに電車やバスに乗る時間そのものを楽しみながら、近郊へ出かけて気分転換を図っています。また、ラーメンやパフェなどのおいしいお店情報をチェックし、そこを目指して出かけるのもお気に入りの過ごし方です。充実した休暇で英気を養うことで、新しい一週間を最高の活力で迎えることができています。

Q.10
就職・転職活動中のみなさんへのメッセージ

標準化という分野は、学生のみなさんには少し想像しにくいかもしれません。しかし、社会の安全や安心に寄与する高い貢献性と、多種多様なプロフェッショナルと出会い視野を広げられる面白さが詰まっています。現在、当協会では長年培われたベテラン層の知識や経験を次世代へ継承することが大きな課題ですが、だからこそ、未知の世界に対しても臆することなく、素直で前向きな姿勢で飛び込んできてくださる方を心から歓迎します。経験豊富な先輩たちとワンチームで切磋琢磨し、知識をダイレクトに吸収して成長できる最高のフィールドです。熱意ある新しい仲間と出会える日を楽しみにしています。

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