- interview
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中立な立場で 未来の当たり前をつくる
- R.S
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規格開発本部 産業系規格開発ユニット
土木・建築・機械系規格チーム
2024年 新卒入職
法政経学部 政治専攻 卒
- Q.1
- 入職の動機
大学では政治を専攻し、アジア政治や政治思想を学んでいました。就職活動では社会に広く貢献できる「公益性」を軸に据え、公務員も視野に入れて粘り強く活動していました。その過程で、元々関心のあった知財や特許に関連する「標準化」という概念にはじめて出会います。製品の品質や安全性を担保する規格の重要性を知るにつれて、日本のものづくりの基盤を広く支えたいという想いが強くなりました。そして、中立な立場から多様なステークホルダーと関わり、包括的に業務へ携われるのは当協会だけだと確信したことが、入職を決意した理由です。
- Q.2
- 学生時代に力を入れたこと
学生時代は新型コロナウイルスの流行全盛期にあたり、行動範囲が非常に制限されていました。その中でも、あえて多くの人と接する機会をつくりたいと考えて注力したのが、アパレル店での接客アルバイトです。マスク等で表情が分かりづらい状況下で、表情以外の動作を自ら工夫したり、相手をよく観察したりしてコミュニケーションの取り方を真剣に模索しました。この経験は現在の委員会運営において、参加者がどのような印象で話を聞いているかをきめ細かく観察する姿勢に活かされています。オンラインを含め、円滑な対人関係を構築する上で、当時の学びは大きな財産となっています。
- Q.3
- 現在の仕事内容について
規格開発本部・産業系規格開発ユニットの土木・建築・機械系規格チームに所属し、主にJIS(日本産業規格)の制定や改正業務に携わっています。例えば、私が所属するチームにおいて、土木分野であればコンクリート、機械分野であればねじからエアコンまでなどの規格づくりのサポートなど携わる業界は様々です。その中で、それぞれの原案作成委員会の事務局業務、規格の書き方のルールに合わせたJIS原案の様式調整など、制定までのプロセスを管理・支援するのが私の役割となります。標準化は法的な強制力を持たず、業界内の主体的な合意で成り立つため、複雑な利害関係の中で合意形成を導き出す過程は非常に手強さを感じます。しかし、幅広い技術に触れることで、少しずつ知識がつながり、自分自身の確かな成長を実感できることが、この仕事の大きな楽しさです。
- Q.4
- 仕事のやりがいや魅力
入職から多くの委員会に参加させていただき、当初は難解な技術内容や専門用語に苦労しましたが、先輩に支えられながら必死に実務の経験を重ねてきました。その先でJISが公示された後、冊子の一番後ろにある委員構成に自分の名前が掲載されているのを見る瞬間は、いつでも非常に大きな喜びがあります。そのように自分が携わった規格が、これからの社会や市場の新たな基準として世に出ていくプロセスに立ち会えることが最大のやりがいです。日本の産業を支える大きな仕事の一端を担えたという深い実感こそが、次の業務への確かな原動力となります。
- Q.5
- 日本規格協会ならではの強み
中立的な立場から多様なステークホルダーと関わり、標準化という観点で包括的に業務に携わることができる唯一無二の環境が強みだと考えています。このような独自性のあるアプローチで日本の産業を支える組織は、当協会をおいて他にありません。公に近い存在だからこそ、日本の産業が現在どのような方向に向かっているのか、その大きな流れを最前線で実感できます。日々関わる最先端の技術やニュースが目の前の業務と直接結びつき、社会全体のダイナミズムを肌で感じられる点も、当協会ならではの大きな魅力なのではないでしょうか。

- Q.6
- 仕事を進める上で大切にしていること
私が仕事を進める上で最も大切にしているのは、「決して一人で仕事を抱え込まないこと」です。規格開発は技術的な内容を含め、一人で解決できるものではありません。自分では分からないことがあった際、自分ができることは知見や経験のある方に聞き、プロジェクトを前に進めていくこと。そう考え、周囲とのコミュニケーションを意識的に増やすよう日頃から強く心掛けています。また、相談する際は「何を決めたいか、どの意見が欲しいか」という会話の目的を事前に必ず設定します。相手の時間を尊重し、スピーディに明確な方向性を導き出すための大切な工夫です。対面で開催される委員会などの機会も重視しており、事前に質問を整理して臨むことで、外部の関係者とも信頼関係を築きやすいよう努めています。
- Q.7
- ある1日の仕事の流れ
メール確認
確認・修正
参加
準備・資料作成
- Q.8
- 今後の目標・キャリアビジョン
規格開発の担当者として実務能力を高め、対応できる仕事の幅を広げることが当面の目標です。今はまだ、標準化に関するご相談に対して、対応できる選択肢が自分の中には少ないと感じています。標準化の事業は多岐にわたり、一つの案件に数年を要することも珍しくありませんから、まずは目の前の業務に誠実に向き合い、専門知識やノウハウを貪欲に吸収したいと考えています。そして、将来的には規格開発の現場で当協会のコアを支えるプロフェッショナルとして、長きにわたり貢献することが私のビジョンです。そのためにも、経験したことがない業務には積極的に手を挙げ、社内外から広く信頼される存在を目指し、日々たゆまぬ成長を重ねていきたいと思います。
- Q.9
- 休日の過ごし方
当協会は有給休暇が非常に取りやすく、プライベートも大切にできる環境が整っています。休日は体を動かすことが多く、ランニングやバスケットボールを楽しんでおり、特に野球やテニスは、当協会内の部活に所属して活動中です。普段の業務では全く接点のない他部署の先輩や同僚、さらには役職のある方とも直接お話できる貴重な機会となっています。休日でしっかりと頭を切り替えるおかげで、プライベートと仕事の両立が実現でき、月曜日からまた新鮮な気持ちで仕事に向き合えます。
- Q.10
- 就職・転職活動中のみなさんへのメッセージ
当協会は日本の産業や社会の基盤を支える、非常にやりがいの大きい組織です。自ら主体的にコミュニケーションを取り、周囲を巻き込みながら協調してプロフェッショナルを目指したい方には最適な環境だと感じています。身につけなければならないことは多いですが、小さなことが大きなことにつながっていくことも多々ありますので、そこを意識していれば成長は早くなると日々実感しています。また、就職活動中は悩むことも多いと思いますが、自分の大切にしたい価値観と深く向き合うことが何よりも大切です。時間をかけてじっくりと悩み抜いた経験は、必ずみなさんの将来の糧になります。一緒に働ける日を、心から楽しみにしています。


