NEWS TOPICS

会員向け情報はこちら

製図技術セミナー

実施セミナー情報

セミナー名称 製図技術セミナー
コース名称 機械製図コース
開講日程 2019年10月07日(月)〜 10月08日(火)
定員数 40名
残席状況

(受付終了)

開催地 大阪
会場 日本規格協会 関西支部 研修会場
一般価格 70,400円(10%税込)
維持会員価格 63,800円(10%税込)

  • 製図技術セミナー

    • ■JISの正しい図示方法を解説
    • ■機械製図初心者に最適なコース

    こちらをクリックするとコース概要が表示されます。

    機械製図(JIS B 0001:2019)、幾何公差の図示方法(JIS B 0021:1998)、表面性状の図示方法(JIS B 0031:2003)などを中心に、設計・製図業務に携わる方々が“ものづくり”に必要な図面情報を正確に伝達ができるように、基本的事項から高度な公差方式までの内容を学習するコースです。

<設計・製図分野の最近の動向>

設計・製図分野の国際標準化は、ISO/TC 10(製図)及びISO/TC 213(製品の幾何特性仕様及び検証)において、新しい概念を取り入れつつ鋭意進められています。特に、機械製図を中心とするTPD (Technical Product Documentation)規格、幾何公差方式及び表面性状を中心とするGPS (Geometrical Product Specifications) 規格が重要なアイテムとなっています。
本コースは、事例を交えた講義と演習で実際手を動かしていただくことで、理解を深めていただきます。また、特にISO14405-1:2010をベースとしたJIS B 0420-1の制定及びそれに対応したJIS B 0401-1と-2の改正により、従来の寸法公差という表現がサイズ交差に改められようとしています。これをきっかけとしてGPS的な観点での図面表現を推進する動向もありますので、これらの規格の概要についても解説いたします。さらに、ヒューマンリーダブルな3D製図規格の総則などJIS B 0060-1、B 0060-2:2015も制定されましたので、これらについても触れる予定です。
世の中には、誤った図示方法を指示する書籍などが氾濫しているとも言われています。本セミナーでJISに基づく正しい図示方法を学んでいただくことにより、皆様の会社の製図図面をより正確なものにしていただき、グローバルなものづくりの場面で通用するための一助としてください。
なお、ケースバイケースで変わりうるであろう、部品・製品の性能を発揮させるために指示すべき幾何公差の公差値などの詳細についての内容は含まれておりません。

プログラム

第1日目 第2日目
時 間 講義内容 時 間 講義内容
9:30~10:20

国際規格(ISO)と国家規格(JIS)の動向

~特に、ISO14405-1の対応JIS B 0420について~

9:30~12:30 幾何公差表示方式の図示方法
10:30~12:30 機械製図規格
12:30~13:30 昼食休憩 12:30~13:30 昼食休憩
13:30~16:30 機械製図規格(午前の続き) 13:30~14:00 表面性状の図示方法
14:00~14:30 3D製図規格(DTPD) JIS B 0060シリーズの最新動向
14:30~17:00 機械製図演習(解答含む)
16:30~17:00 長さに関わるサイズのサイズ公差の記入

※プログラム・講師は、変更になる場合がございます。

対 象 ※図面を描く上での初心者を想定しております
・設計・製図者、CADオペレーターの初心者の方
・製図教育担当者の方
講 師
(敬称略)

金田 徹

・関東学院大学 理工学部 理工学科 機械学系 教授

・ISO/TC10(製品技術文書情報)国内対策委員会委員長

・ISO/TC213(製品の寸法・形状の仕様及び評価)国内対策委員会A分科会主査

・3D製図に関するJIS原案作成委員会 委員長