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日本産業規格(JIS)を制定・改正しました(2022年4月分)~永久磁石の磁気特性測定方法、妥当性確認と検証などの JISを制定・改正しました~

2022/04/22

<経済産業省の記事から抜粋>

JISは、鉱工業品、データ、サービスの品質、性能や試験方法などを定めた国家規格であり、社会的環境の変化に対応して、制定・改正しています。また、社会的に関心の高い重要な制定や改正を月に1回紹介しています。

1.今回のJISの制定・改正内容
今回は、2件の制定及び7件の改正を行いました。中でも、以下の制定は特に重要です。
なお、制定及び改正したJISのうち、認定産業標準作成機関である一般財団法人日本規格協会から申し出されたものは制定1件、改正1件となります。
① 高性能永久磁石の磁気特性測定方法に関するJIS制定
電気自動車、風力発電装置、産業用ロボット、家電などに組み込まれるモーターや発電機に使用されている保磁力の高い永久磁石に関して、その永久磁石の性能を知るための磁気特性測定方法についての日本産業規格(JIS)を制定しました。今回制定したJISは、世界に先駆け、超電導磁石を用いる方式による高性能永久磁石の磁気特性を正確に測定する方法についての規格であり、この結果、高性能永久磁石のさらなる性能向上を促進し、環境配慮機器等の発展につながることが期待できます。

2.JIS(日本産業規格)とは
JIS(Japanese Industrial Standards)は、製品、データ、サービスなどの種類や品質、それらを確認する試験方法又は評価方法や、要求される規格値などを定めており、例えば、生産者、サービスの提供者、使用者・消費者などが安心して品質が良い製品を入手したり、サービスの提供を受けたりすることができるために用いられています。

経済産業省では、技術の進歩や、社会的環境の変化等、必要に応じて、JISを制定・改正しています。

関連資料の閲覧は経済産業省のページをご覧ください。

<出典:経済産業省のウェブサイトを加工して作成>
https://www.meti.go.jp/press/2022/04/20220420003/20220420003.html