NEWS TOPICS

会員向け情報はこちら

規格・書籍・物品

詳細検索する

統計基礎からはじめる品質工学入門
学習指針表付

  • 小野 元久 著

    図書

    バッグに入れるバッグに入れる

    3,080 円(税込)

    本体価格:2,800 円

    ISBN:9784542511477

    発売年月日:2020-07-10

  • プレビュー(PDF)

    ※プレビューはPDFですが、商品はPDFではございません。

     
    A5判・204頁
    商品コード:351147

    【概要】
    ~品質工学の内容を準備編・入門編・実践編で学ぶ!~
     近年では、品質工学への認知が進み、特にパラメータ設計の有用性は企業においても理解されつつあります。しかしながら、既刊書では、統計の基礎についての理解を前提にしている点や体系的な教育指導に適したものがあまりないという点で、読者のニーズに応え切れていない部分がありました。
     本書では、理解の程度を把握できるよう基準を設定して、学習過程を明示しています。そこで、品質工学の内容を段階ごとに整理するために本書は準備編、入門編および実践編の3編構成となっています。また、品質工学を学ぶ上で地図になるものを示すことができればよいと考え、“品質工学学習の指針”と銘打った一覧表を収録しております。一覧表には本書の内容と内容を構成する重要なキーワードを規準として記載しました。学習の進度と理解の程度を判定するための資料としてご利用いただけます。
     基礎から品質工学を学びたい方や、会社や学校で品質工学教育を担当している方におすすめです。

    《本書の特長》
    ▼品質工学を学ぶために必要な基盤を把握し、獲得した品質工学の知識を使って業務上の課題を解決する一助となります。
    ▼“品質工学学習の指針”は収録内容と同じ表をダウンロードいただけます。
    ▼第1部では、品質工学の前提であるけれど,あまり類書では触れられることのない、品質工学で使用する統計の初歩(分散分析)から解説します。
    ▼第2部では、機能性評価とパラメータ設計について,学校教育における学習指導要領のような、理解すべき概念について規準をもうけて整理(体系化)することで学習過程を明示しました。
    ▼第3部では、機能性評価やパラメータ設計の実践するための心得を述べています。
    本書は前書である『基礎から学ぶ品質工学』 の考え方・内容を踏襲していることから、分散分析法から2 乗和の分解及びSN 比の導出までに出てくる各種の式の証明は省略しています。各種の式の証明等を必要とする場合は、前書を適宜参照していただくようお願いいたします。

    【目次】
    I.準備編
    1.1 品質工学の考え方
    1.2 品質工学における実験の考え方
    2.1 無駄のない効果的な実験
    2.2 実験から得られるデータと平均値並びに誤差
    2.3 測定機器及び測定対象が誤差発生要因の影響を受けて発生する誤差
    2.4 測定データのばらつきをものづくりに利用する
    1.3 分散分析法
    3.1 品質工学を学ぶに当たっての分散分析法の知識の必要性
    3.2 分散分析法の導入
    3.3 多元配置による実験の計画
    1.4 直交表
    4.1 直交表とは
    4.2 直交表の種類
    4.3 直交表の使い方
    1.5 システムの出力のばらつきと出力の大きさ
    5.1 システムの出力のばらつきと出力の大きさの表現方法
    5.2 誤差を発生させる要因である誤差因子
    5.3 動特性のSN 比
    5.4 データのタイプごとに分類した動特性のSN 比
    練習問題・解答例
    Ⅱ.入門編
    Ⅱ.1 機能性評価
    1.1 機能性評価とは
    1.2 機能性評価の考え方
    1.3 機能性評価の進め方
    1.4 機能性評価の例
    1.5 機能評価の実例
    Ⅱ.2 パラメータ設計
    2.1 パラメータ設計のねらい
    2.2 パラメータ設計の考え方
    2.3 パラメータ設計の進め方
    Ⅱ.3 パラメータ設計の実例
    練習問題・解答例
    Ⅲ.実践編
    Ⅲ.1 動特性とみなすSN 比
    1.1 望目特性のSN 比
    1.2 基準点比例のSN 比
    1.3 システムの機能が非線形の場合のSN 比
    1.4 静特性のSN 比
    Ⅲ.2 機能の表現と誤差因子
    2.1 機能を表現するときの手助け
    2.2 機能窓法
    2.3 誤差因子のいろいろ
    Ⅲ.3 直交表の詳細
    3.1 直交表の使い道
    3.2 直交表の特別な使い方
    Ⅲ.4 パラメータ設計におけるチューニング
    Ⅲ.5 シミュレーションによるパラメータ設計
    練習問題・解答例
    【コラムI.1】 損失関数
    【コラムI.2】 分散分析法における平方和の分解と品質工学における2乗和の分解の比較
    【コラムI.3】 直交表の表記の仕方
    【コラムI.4】 SN 比の定義と表現方法について
    【コラムI.5】 田口のSN 比と変動比型SN 比
    【コラムⅢ.1 】 評価特性のまとめ
    【コラムⅢ.2 】 直交表の分散分析
    【コラムⅢ.3 】 教 材

    【関連書籍】
    『基礎から学ぶ品質工学』
    ・品質工学関連書籍はこちら

    【関連セミナー】
    品質工学(タグチメソッド)セミナー
    開発・設計部門のためのエキスパート講座
    品質工学通信教育

LOADING...